あらすじ

「爪だ。爪を剥ぐ」痛みを可視化する、密室自傷ゲーム。目覚めると、そこは無骨で無機質な空間。あるのは、扉と拷問器具のみ。状況を把握出来ないまま、右手の甲に浮かび上がるアラビア数字。“君の痛みを僕は知る”痛みと扉が連動していることを知った青年の行動はただ一つ、耐えること。
拷問迷宮 1巻

「爪だ。爪を剥ぐ」痛みを可視化する、密室自傷ゲーム。目覚めると、そこは無骨で無機質な空間。あるのは、扉と拷問器具のみ。状況を把握出来ないまま、右手の甲に浮かび上がるアラビア数字。“君の痛みを僕は知る”痛みと扉が連動していることを知った青年の行動はただ一つ、耐えること。

拷問迷宮 2巻(完)

たどり着いた第4の部屋。死を待つ5人の先客。諦念が支配する密室で望月はただ一人、脱出方法を探る。糸口を掴めないまま時は過ぎ、耳慣れない音と共に少女が――。終焉に向け、僕らは“痛み”を掻き抱く。