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「合格だ。新たな“魔王”の誕生を、私は歓迎するよ」 魔王――恐怖のダンジョンに君臨し人間の感情を喰らう存在。“新人”魔王として異世界で目覚めたプロケルは稀少スキル【創造】を駆使し配下を生み出していくが、彼が目指すダンジョンとは異世界の常識を覆す革新的なものだった。それは――魔物と人間が共存する街、≪理想郷（アヴァロン）≫。平和を実現するため、優しき魔王は【風】の魔王との【戦争】を乗り越えていく――。WEBで絶大な人気を誇る革新的ダンジョン創造ファンタジー、第ー幕。巻末に原作者書き下ろし小説収録！
はじめて挑む新人魔王同士の【戦争】も大詰め……プロケルは暴走した【風】の魔王ストラスが生み出したエメラルドドラゴンの前に、苦戦を強いられてしまう。「お前が――俺の最初の【誓約の魔物】だ!!」決死の覚悟を決めた天狐の信頼に応えるべく、最初の【誓約の魔物】として“名前”を授ける!! そして、【戦争】を乗り越えたプロケルは、笑顔と希望あふれる“街づくり”に動き出した――。「小説家になろう」で話題をさらったダンジョン創造ファンタジー、別れと旅立ちの第二幕。巻末に原作者書き下ろし小説収録！
ついに始まった【創造】の魔王プロケルの“街づくり”だったが狡猾な商人たちとの交渉で、いきなり苦難を迎える。しかし、その窮地をひとりの魔物の機転と勇気が救う！ 彼女の大いなる功績に対し、プロケルはクイナに続き“名前”を授けた。「二人目の【誓約の魔物】……君の名は――」名前を得ることで新たな力を得た仲間とともに、希望あふれる街づくりに励む中、プロケルに次なる試練が迫る。それは三人の【魔王】との【戦争】で――!! Web発、異色のダンジョン創造ファンタジー第三幕。巻末に描き下ろし漫画＆書き下ろし小説を収録!!
三人の【魔王】 とプロケルとの【戦争】の火蓋が切られた。プロケルは、数的不利のなか主力を二つに分けて攻勢に出るもクイナたちが侵攻する【粘】のダンジョンでは、想像を超えた魔物の出現により苦境に立たされてしまう！ しかし、ロロノが得た新たな力が戦局を一変させる!? 一方、プロケルたちが攻める【邪】のダンジョンには秘めていた本能を剥き出しにする、ある魔物の姿があった――。「――私は【街】に最もふさわしくない魔物です…」仲間と共に理想郷をつくるダンジョン創造ファンタジー第四幕。巻末に原作者書き下ろし小説と描き下ろし漫画を収録!!
プロケルに代わりダンジョン防衛の指揮を執るワイト。彼は圧倒的な力を誇る白虎を巧妙な戦術で追い詰めるも、白虎の渾身の反撃により致死の傷を負ってしまう…。瀕死のワイトは願う――私はまだ貴方(プロケル)と共にありたいと。激戦の末、ようやく訪れた平穏と新たなる日常。束の間の休息を満喫するプロケルたちの元に近隣の街から不穏な情報がもたらされる……。「大きな欲望がこの街を飲み込もうとしています――」 ダンジョン創造ファンタジー、終局と波乱を告げる第五幕。巻末に原作者書き下ろし小説と描き下ろし漫画を収録!!
従属を強いる隣街エクラバの要求を跳ね除け、プロケルはついに人間との【戦争】を決意する。己のダンジョンでの戦い故、人間の絶望や恐怖が彼へと流れ込み力となり、さらに淀んだ黒い衝動で満たされた時… 【魔王】の真の力を引き出す禁忌【覚醒】へ至る―― そして、数ある魔王の中でも希有な彼の力を利用しようと“旧い魔王”の策謀が、マルコに迫りつつあった。「マルコを助ける！ 力を貸してくれ！」 大切な人を守るため、仲間と百戦錬磨の【魔王】に挑む！ ダンジョン創造ファンタジー、陰謀と策略渦巻く第六幕!!
仲間に裏切られ、絶体絶命の窮地に陥ったマルコを救うため、プロケルは【竜】の魔王、【刻】の魔王と共に作戦を開始。立ち塞がる敵の軍勢を前に、彼らは心を同じくしていた。大切な人のため、己の全てを懸けて殲滅すると―― そして、プロケルはマルコの元へ辿り着くことに成功するが、激戦の末に寿命を使い果たした彼女は、死の淵にいた…。もう悔いはないと別れを告げる姿にプロケルは叫ぶ―― 「お願いだ、生きてくれマルコ！」 愛する者への切実な想いが新たな未来を創りだす！ ダンジョン創造ファンタジー、運命に抗う第七幕。
プロケルは死期が迫るマルコを救い、共に生きる事を誓った。久し振りの平穏を謳歌する一方、【風】の魔王ストラスが新人魔王相手に初めての【戦争】へと挑むことに。だが、そこでは卑劣すぎる罠が待ち受けていて―― 低ランク魔王では持ち得ないはずの強力な戦力を前にストラスの軍勢は敢えなく蹂躙されてしまう。彼女を救うため、プロケルは動き出そうとするが…… 「これは私の【戦争】、自分の力で勝ってみせるわ！」 圧倒的劣勢の中、諦めない彼女の強き意思が戦況を覆す！ ダンジョン創造ファンタジー、絶望に立ち向かう第八幕。
ストラスの初勝利を見届けたプロケルは【戦争】の背後で暗躍していた宿敵【黒】の魔王バラムとの会合に臨んだ。邂逅早々に共闘を提案してくるも、プロケルは一蹴する。仲間を傷付け、人間を見下すような奴は“敵”だと―― そして街に戻ったプロケルは、アヴァロンの発展こそバラムへの対抗策となり得ると考え、街づくりに邁進。更に人を街に惹きつけるためカジノ建設へと踏み切る！ 「皆が笑顔で暮らせる街という理想を通したいんだ」 誰もが夢中になれる、とっておきの秘策とは……!? ダンジョン創造ファンタジー、更なる発展を目指す第九幕。
突如として街にもたらされた死に至る病「白死病」に対し、プロケルはあらゆる手段を駆使して根絶に成功する。だが、【黒】の魔王の更なる奸計がアヴァロンを襲う!! 【豪】の魔王アガレスが、街を支えるロロノの誘拐を画策。さらに禁忌とされる魔王の力を解き放つアガレスの暴威に、アヴァロンを守ろうと戦うクイナは窮地に立たされていく!? 愛する仲間たちへ次々と迫る危機に、プロケルは…… 「俺の魔力を受け取れ――クイナ！」 仲間を想う心が、禁忌を乗り越え奇跡を起こす――!! ダンジョン創造ファンタジー、絆の力が試される第十幕。
宿敵【黒】の魔王バラムと決着をつけるため、彼が治めるリグドルグ教の牙城クリス王国に突入したプロケル。しかし、それすらもバラムの手の内であった!! 信徒をも巻き込んだ破壊魔法で抹殺されそうになるが、一枚上手の“秘策”が功を奏し、バラムの策略を看破。そしてついに全面戦争が幕を開ける――!? 「今度こそ――俺のこの手で終わらせてやる」 長き因縁に終止符を打つべくプロケルは入念な準備で臨むが、突如として戦争中止と【黒】の死を告げる報せが届き――!? ダンジョン創造ファンタジー、全面対決へと動く第11幕。
