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漆葉さららは、告白されすぎて「恋愛」に失望している女の子。無人の教室でストレスが爆発してた所を、心石小道に目撃されてしまい…心石君、まさか私を――!? ぷよが贈る、恋なんてしないラブコメディ!
漆葉さららは、告白されすぎて「恋愛」に失望している女の子。無人の教室でストレスが爆発してた所を、心石小道に目撃されてしまい…心石君、まさか私を――!? ぷよが贈る、恋なんてしないラブコメディ!
とりあえず一話読んで、成績優秀・才色兼備、学園でモテモテな漆葉さんと、地味で平凡な男子高校生心石くんとのラブコメかな?と思う。 一巻読み終わったら、なんだかとんでもない話に発展して、たまげたので報告をしたい。 漆葉さんがモテるのは呪いーーというか心石くんの母親?と名乗る「妖狐」の土地神があたえた「祝福」なのだという。 祝福とは、土地神がその土地に産まれた子供にあたえる才能のようなもので、漆葉さんのはそれが暴走して呪いのように、周りを無意識にサキュバスのごとく魅了させているのだと。 なんのこっちゃと思うかもしれないが、そういう展開になっていったので、自分もたまげている。 そして、漆葉さんの、その呪いにも何か原因があるようで、それを辿るように物語は動き出す。 絵柄もギャグも普通に好みだったので、ただのラブコメでも十分イケたのに、かんなぎや化物語のような流れになっていき、多次元的な面白さを与えてくれる。 なんとも、続きが気になる作品です。