「皇后の病を特定し、政敵である蘆貴妃に漏れないように治療せよ」という景雲皇太子からの密命を受け、名と齢を偽って後宮に潜入した胡葉だが、皇后自身が頑なに病を隠すため状況は進展しないでいた――のだが、政敵側であるはずの“箱入りさん”こと第三皇子・游(蘆貴妃の息子)が鍵となり、胡葉は病名解明の糸口をつかむ! 時を同じくして、亡国南金の亡命者たちが同胞であるシングダムに、ある目的を持って近づこうとしていた…。ばちばちの後宮政争に南金の不穏――風雲急を告げる第十二巻! 景雲の亡き母・雨嘉と皇后陛下の悲しき過去譚も必読!
中華×医療と私の大好物。 奇才の少女と皇太子が繰り出すサスペンスロマンス☆ 一度見たら全てを暗記してしまう医療の才能もある少女。 正義感は強く、行動力もある、しかし爪がまだまだ甘い皇太子。 ちょっと未熟な2人がだんだん成長しながらお互いに好意を寄せ合うところがちょっと雑w もう少し、なぜ?、が欲しいかな。 なかなか感情移入できない、「薬屋のひとりごと」の廉価版だなーと思っていたが10巻辺りから、やっと人間味帯びた人柄になってきて、面白くなりそうかな?と感じる。