労働系女子マンガ論!第13回 『はいからさんが通る』大和和紀〜はいからさんだって働いている | タバブックス
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少女マンガ好きなら誰もが知っている歴史的名作『はいからさんが通る』。大正時代の東京を舞台に繰り広げられる、ロマンチック・ラブコメディです。主人公は、男勝りのおてんば女学生、17歳の「花村紅緒」。幼いころに母親を亡くした彼女は、男やもめの父親が勝手に決めてしまった結婚をはじめこそ嫌がるのですが、やがて婚約者「伊集院忍」を心から愛するように。しかし、ふたりの間にはさまざまな障壁が立ちはだかり、すんなり結婚というワケにはいきません。戦争あり、記憶喪失あり、別の相手との恋愛あり、大地震あり。