あらすじ

人体を藍に染める奇病、【藍病】。その病は患者の骨を蝕み、深海を閉じ込めたように美しく輝く【海鉱石】へと変え、その鉱石のもつ可能性は倫理観を失いし者どもを生んだ…。“ここにいてはいけない”【記憶を失った青年】と【藍病患者の少女】孤島脱出SFサスペンス、第一篇。
ブルーフォビア(1)

人体を藍に染める奇病、【藍病】。その病は患者の骨を蝕み、深海を閉じ込めたように美しく輝く【海鉱石】へと変え、その鉱石のもつ可能性は倫理観を失いし者どもを生んだ…。“ここにいてはいけない”【記憶を失った青年】と【藍病患者の少女】孤島脱出SFサスペンス、第一篇。

ブルーフォビア(2)

髪を、手足を、骨を、藍に染める奇病その名も【藍病】。記憶喪失の青年に藍病少女は語りかける。「この病は肉体を青く染め、やがて骨に達し、最期には人を鉱石【海鉱石】にする」…と。逃げる二人、追う島の研究員。捕獲のために放たれた刺客を退け、その背後で絡み合う各々の思惑…。“飛べない鳥に用はない”二人の協力者から発された【メッセージ】の真意とは? 孤島脱出SFサスペンス、完結篇。