あらすじ

ティダと同じ第一尚氏の血を引いていたユウナは、自分に祝女として偽りの神託をさせ、王位を得ることがティダの狙いだと知る。「ティダに手を貸すことはできない」「でも 戻ることもできない…」苦悩しながらも、白澤に命じられ禊をするユウナを、突如マジムンが襲ってきて!?
琉球のユウナ 1巻

1482年、琉球・第二尚氏王朝。──後に黄金時代と呼ばれる時代。山原に棲むユウナは、化け物と話せることから人に嫌われ、友達は獅子のシーとサーだけ。そんなある日、ユウナが持つ神力の噂を聞きつけ、時の王様・尚真王がお忍びでやってきて…!? ユウナと王様、ひとりぼっち同士が出会って運命が動き出す、琉球ロマンファンタジー!

琉球のユウナ 2巻

15世紀末、琉球・第二尚氏王朝。――後に黄金時代と呼ばれる時代。山原に棲むユウナは化け物と話せることから人に嫌われ、友達は獅子のシーとサーだけ。ある時、ユウナの神力をもって尚真王・真加戸の呪いを解決したことで、ユウナは真加戸と友達になる! しばらくして、琉球ではひでりが続き、政務に忙しい真加戸を見て、力になりたいユウナ。真加戸の妹が雨乞いの儀式をすることになるが、妹には神力が無くて…!?

琉球のユウナ 3巻

山原に棲むユウナは化け物と話せることから人に嫌われ、友達は獅子のシーとサーだけ。しかし、有能だが朝廷に信じられる者のいない尚真王・真加戸とユウナは友達になる! 那覇港(なはみなと)で大ダコの主の怒りを鎮める最中波にのまれ意識を失ったユウナ。目を覚ますと太陽という人物に囚われてしまった。真加戸を意識するこの人物は以前の世の王、第一尚氏の関係者で…!?

琉球のユウナ 4巻

山原に棲むユウナは孤独な若き尚真王・真加戸と友達になり、お互いに惹かれ合っていく。真加戸の許嫁(!?)の居仁が現れユウナは今までに感じた事のない想いに囚われる。一方、真加戸も今の王府を憎悪する第一尚氏の生き残りティダから宣戦布告を受け――。

琉球のユウナ(5)【電子限定おまけ付き】

【電子限定描き下ろしおまけ2p付き!】真加戸の祝女として活動し始めたユウナは真加戸への気持ちが少しずつ変わって行くのに戸惑いながらも祝女としての仕事を全うしていたが、今帰仁城を調査中真加戸が役人の裏切りに遭い捉えられる。救出に向かったユウナを待ち受けていたのは!?

琉球のユウナ(6)【電子限定おまけ付き】

15世紀末、琉球・第二尚氏王朝。――後に黄金時代と呼ばれる時代。ユウナと真加戸は、国の安寧のため七つの太陽の依り代の勾玉を探す中、稲の初穂儀礼のため東方へ向かう。真加戸は首里天加那志として勤めを果たしながらも、王府の祝女らしく動くユウナにわずかな疎外感を覚え、胸に湧きあがる嫉妬心から思わず口づけをする…。そんな二人の動揺をティダは絶対に見逃さず、ユウナに対してとある行動をおこして…!?

琉球のユウナ(7)【電子限定おまけ付き】

ティダと同じ第一尚氏の血を引いていたユウナは、自分に祝女として偽りの神託をさせ、王位を得ることがティダの狙いだと知る。「ティダに手を貸すことはできない」「でも 戻ることもできない…」苦悩しながらも、白澤に命じられ禊をするユウナを、突如マジムンが襲ってきて!?

琉球のユウナ(8)【電子限定おまけ付き】

第一尚氏の血を引く事を知ったユウナは自らの運命と向き合うため、真加戸と対立する第一尚氏の廃王子・ティダと行動を共にする。最後の勾玉を求めて両陣営が集結する神の島・久高島。全ての勾玉がそろう時、明らかにされる琉球王家の真相と白澤の陰謀――――。ユウナ、真加戸、ティダ、運命に翻弄され続けた3人の未来は――?