村の世話役のきちべえさんに呼ばれたおしょうさまと一休さん。村のはずれに住んでいるしのちゃんという女の子の母親が亡くなり新しい母親ができたのだが、その新しいお母さんがしのちゃんをいじめてばかりいるという。きちべえさんが注意しても改まらず、このままではしのちゃんがいじめ殺されてしまうかも…そう心配しての相談だった。はたして一休さんはどんなとんちでしのちゃんとお母さんの仲を取り持つのか!? その他、一休さんのお父さんやお母さんについてや、実際に住んでいたお寺の話など、これをこれを読めば一休さん博士になれる情報が満載!
いわゆる、”とんち”に関するストーリーです。日常のあちこちで、困ったこと、大変なこと、ありますよね。そういう時にどうやって切り抜けるのか。そのためのヒントや、普通に日常で使える”とんち”が、ふんだんに多数収録されています。 屁理屈だといわれれば、それまでですが、でもしかし、割と理にかなっているのです。 あと表紙のデザインがおしゃれ。