あらすじのちに世阿弥となる少年・鬼夜叉は藤若へと成長。将軍・義満のため「天女の舞」を目指し修行に励むが、藤若の意思とはうらはらに、身体が成長していく。さらに理想と現実の狭間で苦しむ藤若を襲う、衝撃の真実が――! 600年の時を越える室町ラブロマンス、堂々完結!
重松成美の新連載。IKKIの印象が強かったけど、女性誌に移ったんだね。『BABEL』は読んでいたのでまた描いてくれて嬉しい。 室町時代の申楽者の観阿弥の息子、鬼夜叉が主人公。観阿弥が一世一代の新作を書き上げ足利義満の前で披露する第一話。 『BABEL』もそうだったけど、文化的なところと神とかの神秘的なものを組み合わせるのがうまくて、申楽というテーマが重松成美にはまっていると思う。あとはまぁ歴史的にもかなりの大人物を扱っているのでドラマもたくさんあるだろうし、そういえばロマンスだったしで面白くなっていきそう