少女マンガはどこからきたの? -「少女マンガを語る会」全記録-

少女マンガはどこからきたの? -「少女マンガを語る会」全記録-

ジャンルを育てたレジェンドたちの証言 少女マンガの「黄金期」は1970年代といわれているが、それまでの作家や作品の記録は多く残されていない。1953年に手塚治虫が描いた「リボンの騎士」から1972年に池田理代子が「ベルサイユのばら」を描くまでのあいだ、少女マンガというジャンルはいかに開拓されてきたのか。少女マンガ界の先駆者たちに、少女向け雑誌の編集者や貸本マンガの関係者も加え、50-60年代の少女マンガを語り尽くす。詳注・図版多数。
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悪女聖書

悪女聖書

生まれながらにして業を背負わされた娘・業子(なりこ)――――。父親の不貞によって首を吊り、息も絶え絶えの母から生まれるという運命を背負った業子。長じて家を追われ、女工で生計を立てる業子は、生きていくために悪女になることを決意する。腹違いの妹に訪れた晴れの舞台を横から奪い、非情の手段で恋人を奪い……。しかし、悪女として未熟な業子は悪女に徹することができず心のうちに葛藤する―――。
西鶴五人女

西鶴五人女

井原西鶴が、実際に起こった事件を題材に書いた浮世草子『好色五人女』を、牧美也子がさらに鋭い女の目線から、愛憎とすれ違いによる悲劇を描く。親にも認めてもらえない愛しいあの人に会うために、付け火(放火)という手段を選んでしまう「江戸・八百屋お七」など五人の女の悲恋を描く、5編を収録。
悪女聖書

悪女聖書

花嫁が三三九度の盃を飲む直前、その盃の中に天井から滴り落ちる血が…。それは2階で首を吊った、若い巫女の下腹部から流れ落ちた血であった。その後、巫女は赤ん坊を産みおとした。縁談が持ち上がったために捨てられた彼女は、祝言が挙げられる部屋の2階で自殺したのだった。業を背負って生まれてきた子は業子(なりこ)と名付けられ、やがて母に似た美しい少女へと成長し…。
悪女聖書II

悪女聖書II

遺産とグループ事業の全てを長男の初郎に譲るという遺言を残した、大財閥・音威グループの総裁・栄一郎。しかし時を同じくして、飛行機の墜落事故で初郎夫婦は亡くなってしまう…。兄の死に、長女・美佐や次男の周二は遺産を相続できると喜ぶが、相続放棄書を破ろうとする美佐たちの前に、赤ん坊を抱いた美しい看護師が現れ…!?
源氏物語

源氏物語

時は平安、帝の愛を一身にあつめる寵姫・桐壷更衣は光輝く皇子を生んだ。この世ならぬ美貌と神才…日本文学史上最高のヒーロー光源氏の誕生である。その数奇な人生を彩る女たちとの儚くも激しい愛の遍歴。紫式部のきらびやかな物語世界を1000年の時を越えて牧美也子が描き出す絢爛たる王朝絵巻。
秘め絵の女

秘め絵の女

上海の日本領事館へ赴任して三年。母の死とともに心が離れた父から危篤との電報が届く。かつての恋人・翠子が待つ日本に帰国することとなった秀晴だが、そこには予想外の展開が待ち受けていた。
愛…その明日

愛…その明日

奈苗はクラスで人気者の女子高生。そんな奈苗とは正反対の敦子。けれど、二人が恋に落ちたのは、学校期待の棒高跳び選手・章だった。友情が芽生えつつも恋のライバルである二人の行方は…。
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