消費者金融「帝国金融」新人の田町と教育係の灰原は、延滞客の安立ひとみを訪れる。ひとみは39歳のシングルマザー。一人娘の宏美は婚外子だった。娘が父親に認知されていないと知った灰原はひとみに、父親と思われる筒井という男に対して、娘の認知の請求をするべきだと提案する。養育費を返済に充てる計画である。娘の宏美も認知して欲しいと言う。だがひとみは、当時、認知請求はしないという念書を書いてしまっていた。その上、現在、家庭を持つ筒井は、婚外子の存在が妻にバレないよう、あの手この手で認知を回避しようと試みるが…。
貸金業の漫画なのに過払金を取り上げているのはユニークだと思いました。