あらすじ

のりこは一人旅を楽しもうと豪華客船に乗船する。偶然にも同じ船には茶屋ヶ坂が桜庭と乗船していた。「私とはデートしたこともないのに、桜庭さんとは船旅するほどの仲なの?!」楽しそうなふたりの様子を見たのりこは怒りを隠せないのだった。
お部長と平田 1巻

「ずっと変わりたかったけど、どうしたらいいのか分からなかったんです」平田のりこは地味な書庫での仕事ぶりを褒められたことで、オネエ言葉でまくしたてるお部長に好意を抱いてしまう。くすんでいた彼女はお部長によって磨かれて、周囲の注目を浴びるようになるが… オネエでオトコなお部長にドキドキが止まらない! ノンケなのにオネエ口調な上司とおっとり娘のオフィス・ラブコメディ。

お部長と平田 2巻

オネエ口調な茶屋ヶ坂とおっとり娘平田のラブコメディ、ふたたび! つきあい始めたばかりだというのにデートすることもなく、休日は独りで過ごしてばかりいるのりこ。忙しい茶屋ヶ坂に理解を示しているものの、意味深な仕事仲間の存在に心はざわめく。その心のざわめきを財前に見透かされ、のりこは財前の誘いを受け入れてしまうのだった。目の前で財前にリードされていくのりこを見ながら、茶屋ヶ坂は自分の仕事を貫徹できるのか――

お部長と平田 3巻

書庫係として認められたのりこの前に元彼が現れる。元彼とよくない別れ方をしたのりこは嫌悪感を隠せない。一方、のりこを気に入った財前は茶屋ヶ坂に『あること』を突きつける。茶屋ヶ坂は『あること』から逃れられず、けじめをつける決心をするのだった。

お部長と平田 4巻

のりこは一人旅を楽しもうと豪華客船に乗船する。偶然にも同じ船には茶屋ヶ坂が桜庭と乗船していた。「私とはデートしたこともないのに、桜庭さんとは船旅するほどの仲なの?!」楽しそうなふたりの様子を見たのりこは怒りを隠せないのだった。

お部長と平田 5巻

財前を諦めきれない美姫はとうとう家に押しかける。美姫を納得させるため、財前はのりこに恋人役を頼むのだった。財前の叔母である社長の登場で、のりこが置かれた状況は変わり始める。

お部長と平田 6巻

書庫係から内部調査員へ。佐和子の予言どおり、のりこは才能を見せ始める。「あなた、結婚したら仕事はどうするつもり?」茶屋ヶ坂の問いに仕事を続けたいのりこは即答できなくて…。恋も仕事も真面目すぎ?! 「ちょっとくらいご休憩したっていいじゃない」な工場調査編スタート。

お部長と平田 7巻

工場調査が終了しても互いに忙しく、プライベートな会話ができていないのりこと茶屋ヶ坂。「結婚しても仕事を続ける」と茶屋ヶ坂に伝えたのりこはまさかの一言を受け取る。不安定な様子を隠せない茶屋ヶ坂。それに引きずられることなく、まるで剣山のように強固に冷静さを保つのりこなのだった。

お部長と平田 8巻

私にしかできないことで、気持ちを証明する・・・!何をすべきか分かったのりこだったが、それを実行するには高い壁があった。友達になろうとする茶屋ヶ坂、慎重に関係を進めようとする財前。どんなに頭で分かっていても心はままならない!? いよいよ三角関係のバランスが崩れ出す!

お部長と平田 9巻

「花火を一緒に観に行ってくれたなら、あきらめるよ」財前はこの約束を守れるのか。恋人の立場を放棄した茶屋ヶ坂の辛抱はいつまでもつのか。のりこはいつになったら茶屋ヶ坂に会えるのか。・・・今宵三角関係に終止符が打たれる!

お部長と平田 10巻

のりこは桜庭の方が先にプロポーズされていたことを知って・・・『episode 11』、財前直人は旅先で出会った少年少女の仲睦まじい様子をみて・・・『episode 9』、のりこは清香から茶屋ヶ坂の伝説的エピソードを知らされる・・・『episode 10』、かつて茶屋ヶ坂のアトリエで交わしたやりとりが、今夜、実現する『episode 12』。ショートエピソードを4話収録。