あらすじ

謎の能力を有する女性=“魔女”が息づく現代。“魔女”を断罪する集団「ダルマ」によって、2度も瀕死の重傷を負わされた黛旭(まゆずみあさひ)は、“魔女”たちによってその傷を癒される。平穏に生きることを望む“魔女”たちとの奇妙な共同生活の中で、確実に近づいてくる“足音”。“ある悲しみ”によって結ばれた、片目を欠いた男たちが、女を罪で固め、断罪する現実。そこにある「正義」とは――!?
helvetica ヘルベチカ(1)

疑わしきは罰する。“白”をも“黒”に染め上げる世界。アニメ好き大学生・黛旭(まゆずみあさひ)の前に、黒猫とともに、突如現れた謎の女子高生。「魔女探し」をしていた彼女は、究極の“男嫌い”だった。最悪の出会いから始まった二人は、やがて目的を共にすることになる。弱き者を、虐げる存在から救うために。オンナとオトコが対峙する、ジュブナイル奇譚、鮮烈なるプロローグ!!

helvetica ヘルベチカ(2)

謎の能力を有する女性=“魔女”が息づく現代。“魔女”を断罪する集団「ダルマ」によって、2度も瀕死の重傷を負わされた黛旭(まゆずみあさひ)は、“魔女”たちによってその傷を癒される。平穏に生きることを望む“魔女”たちとの奇妙な共同生活の中で、確実に近づいてくる“足音”。“ある悲しみ”によって結ばれた、片目を欠いた男たちが、女を罪で固め、断罪する現実。そこにある「正義」とは――!?

helvetica ヘルベチカ(3)

“魔女”を作り上げる組織「ダルマ」。“普通”に暮らすことを望む“魔女”たちに、片目を欠いた男たちが忍び寄る。“白”を“黒”に染めながら。“男魔女”である黛旭は、“魔女”たちが抱えた「闇」の深さを知る。望まない能力を、背負う女の覚悟。望まない能力で、傷つけられた男の執念。その焦点で、黛が見たものは――?

helvetica ヘルベチカ(4)

“魔女狩り”組織「ダルマ」の追っ手から逃れるため、一行は黛の故郷・新潟へ。そこで紐解かれる“魔女”の歴史。迫るガスマスク集団の中に、かつての仲間の姿。“魔女”と“復讐者”の狭間で、“男魔女”黛が出した「答え」とは…? オトコとオンナが対峙する、ジュブナイル奇譚、堂々完結!