「見ず知らずの男に股を開いて濡らしてるなんて、淫乱な女だな」 大学生の二ノ宮陽葵(にのみやひまり)は養子に出された従兄弟の櫂斗(かいと)と久しぶりに再会するが、彼は養母の五十鈴(いすず)に性奉仕させられていた。そして、陽葵自身も維庵(いおり)という男に捕まり、花魁の格好をさせられ客人に提供されることに。櫂斗は五十鈴に陽葵を帰すよう頼むが、五十鈴は許さない。そんななか維庵から脱走計画を持ちかけられる。岐路に立たされた陽葵は櫂斗に抱いてほしいと懇願するが、「俺たち兄妹なんだ」と告げられ拒絶される。衝撃を受ける陽葵だったが、真実を知るため父親に連絡を取ろうとするが、五十鈴に阻まれ……。