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「人間に呼びだされるのは千年ぶりだ」魔夜峰央が描く、圧倒的に美しい悪魔が復活します。『パタリロ!』『翔んで埼玉』で注目される魔夜峰央。アスタロトは『パタリロ!』にも登場しますが、その本編といえる『アスタロト』(秋田書店)は当時一部の好事家しか知らなかったキリスト教文化圏の暗黒部分を紹介し、数多の影響を与えました。この愛蔵版では、その魔夜峰央のルーツといえる“幻”の作品『魔界』(1981年 白泉社。投稿は1974年頃)から『ファーイースト』(2003年 実業之日本社)まで、アスタロトが主人公の作品を“完全収録”。ミステリー要素を含むアスタロトの物語は耽美的で非常に完成度が高く、魔夜峰央作品の最高峰の一つといえます。また、『翔んで埼玉』と並んで再開の要望が高い『アスタロト』本編とその後のプロットについて初インタビュー。雑誌掲載時の貴重なカラーも初収録し、殆どの原稿はオリジナル原稿をスキャンして、魔夜の画集のような美しい原稿を再現しています。さらに魔夜による「アスタロト」描き下ろし漫画に加え、娘・マリエ氏の描き下ろしも収録。山岸凉子氏の特別寄稿も加わり、画業45周年に相応しい豪華決定版です。