あらすじ

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.1 千里」過去、お金欲しさに誘拐事件に加担し、人質の女の子を見殺しにしてしまった千里。人を不幸に巻き込んだ自分に、幸せになる資格があるのかと不安がっていた彼女が猿の手に願ったこととは…!? 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 I』 収録
猿の手【単話売】 I

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.1 千里」過去、お金欲しさに誘拐事件に加担し、人質の女の子を見殺しにしてしまった千里。人を不幸に巻き込んだ自分に、幸せになる資格があるのかと不安がっていた彼女が猿の手に願ったこととは…!? 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 I』 収録

猿の手【単話売】 II

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.2 さやか」貢いでいたホストのアキラと同僚に騙され、借金を背負ったさやか。取り立てにきたシンジは優しく、段々と彼に惹かれていったさやかは、謎の男・諸岡から買いとった猿の手に「彼をわたしのものにして」と願うのだが…。 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 II』 収録

猿の手【単話売】 III

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.3 たける」親の愛情を知らずに育った小学生のたけるは、ある日謎の男・諸岡からもらった猿の手に「お母さんが喜ぶくらいたくさんのお金をちょうだい」と願いをかける。交通事故に合い、多額の慰謝料が入ってきたことに歓喜したたけるの両親はその後もわざとたけるを事故にあわせ…。 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 III』 収録

猿の手【単話売】 IV

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.4 亜由子」謎の男・諸岡から猿の手を譲り受けた亜由子は、自分の幸せ、そして生き別れたわが子の幸せを願う。その願いは亜由子だけでなく、周囲の人間にも影響していき…。 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 IV』 収録

猿の手【単話売】 V

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.5 礼奈」密かに憧れていた課長の沖田と不倫中の礼奈。妻と離婚させるため、子どもができたと嘘を吐く礼奈だったが…。ひとつの嘘、そして3つの願い事が彼女の人生を狂わせる――。 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 V』 収録

猿の手【単話売】 VI

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.6 まりあ」大女優になりたい、と猿の手に願ったまりあが手にしたのは紛れもないスターへの切符だった。順風満帆に女優への階段を駆け上がるまりあだったが、彼女をよく思わない先輩女優からの風当たりは強くなっていく一方。スキャンダルを仕組まれたまりあが猿の手に願ったのは…。 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 VI』 収録

猿の手【単話売】 VII

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.7 健一」諸岡に憧れ、子分入りを志願した健一。諸岡はそんな彼に猿の手を授け「誰でもいいから猿の手を渡し、願いが叶うか見届けてやれ。人間の欲深い汚い面が見えるだろう」と言う。そこで健一は、夫の浮気に愛想を尽かし自殺を図る女性に猿の手を渡すのだが…。 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 VII』 収録

猿の手【単話売】 VIII

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.8 杉」民間人を庇い諸岡に撃たれた刑事・杉が意識を手放す間際に与えられたのは猿の手だった。「死にたくない」と願った末、一命を取り留めた杉の前に現れたのは彼が庇った女性・百合。一途に好意を寄せてくる百合に惹かれていく杉だったが、彼女が杉に近づいたのにはある目的があり…!? 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 VIII』 収録

猿の手【単話売】 IX

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.9 圭子」男と肩を並べる一流企業のキャリアウーマン・圭子は、交際中の智也と籍を入れたいと思うものの、家庭より仕事ひとすじ。仕事より家庭に入って欲しいと考えている智也とはすれ違っていく毎日で…。 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 IX』 収録

猿の手【単話売】 X

「猿の手 猿の手 私の願いを叶えておくれ――…」―――【猿の手】見てくれは干からびた猿の前足のミイラだが、それを手に入れた者は、どんな願い事でも三つ叶うという。ただし、相応の代償を引き換えにして―――。 「CASE.10 夏美」クラスメート・紀香の元でお世話係のアルバイトをする夏美は、彼女の高慢な性格に苦しめられていた。優しく慰めてくれる先輩・和久に惹かれていく夏美であったが、それをよく思わない紀香の嫌がらせはどんどんとエキサイトしていき…!? 鬼才・永矢洋子が人間の欲深さ、つかの間の幸福、そしてどん底を描く!! 『猿の手 X』 収録