あらすじ

すれ違う少女たち、嘘、突然変異者(ミューティー)。小さなボタンの掛け違いで争いは際限なく続いていく…。だが真実だけ求め続けた少女の強さが計り知れない奇跡を起こす。その奇跡は大事なものを守るための、大きな“鍵”となるのだった…。物語は果たしてどこに向かうのか。史上最低のおとぎ話、結末の第5巻。
qtμt キューティーミューティー 1巻

はな、四葉、小栗、穂紀香。4人は、いつも仲良しの中学2年生。ある日、はなの元に届いた、差出人不明の手紙。それは少女たちの“性”と“純粋さ”を蹂躙する戦いの始まりを意味していた。うわべだけの日常が消え、あらわになる歪み。堰を切るように壊れだす世界。秘密と陰謀がうごめく中、少女たちは生き残れるのか――?

qtμt キューティーミューティー 2巻

変死した親友。命を狙う謎の組織。突然変異者(ミューティー)と呼ばれる少女たち……。大人はいつも理不尽に、私たちの聖域(せかい)を犯す。かりそめの日常は崩壊し、少女たちは、不気味に脈打つ欲望の渦に呑み込まれていく。戦いの先に待つのは、克服か、喪失か――“性”と“謎”に翻弄され、搾取される女子中学生の史上最低のおとぎ話第2巻。

qtμt キューティーミューティー 3巻

友達を救うため…少女たちが胸に秘めた想いは、謎の秘密結社トリステロとの戦いの中で、背徳の世界に沈み穢れた色に塗り替えられていく…。身も心も傷つける尊き犠牲は、ほつれた絆と日常を取り戻すための正しい選択なのか、はな・小栗・穂紀香の三人に、突きつけられた運命が問いかける――。思春期が暴走する史上最低のおとぎ話、転換の第3巻。

qtμt キューティーミューティー 4巻

「はな」はたった一つの光だった――。平穏な日常は、逃れられない必然の出会いによって唐突に終わりを告げる。傷つき、抗いながらも突然変異者(ミューティー)で有り続ける事を選んだ少女は、世界から追い詰められ、ついには弾き出された…。“大人”に翻弄された少女たちの史上最低のおとぎ話、核心の第4巻。

qtμt キューティーミューティー 5巻

すれ違う少女たち、嘘、突然変異者(ミューティー)。小さなボタンの掛け違いで争いは際限なく続いていく…。だが真実だけ求め続けた少女の強さが計り知れない奇跡を起こす。その奇跡は大事なものを守るための、大きな“鍵”となるのだった…。物語は果たしてどこに向かうのか。史上最低のおとぎ話、結末の第5巻。