鎌倉時代末期。商人にこき使われる奴隷身分の下人・石は、ひょんなことから武士にとらわれた謎の男・猿と出会う。協力し合ってなんとか自由を手に入れた二人。しかし、猿の口から出たのは、信じがたい言葉だった。「これから、700対2の戦を始める」太平の眠りをぶち破る驚天動地の歴史活劇が開幕!
鎌倉時代末期、元奴隷の石は猿冠者と名乗る男とともに京へ向かう。そこでときの天皇、後醍醐帝の皇子である大塔宮とともに修業を積むことに。ところがそんな平穏な日々もつかの間、天皇による討幕計画が進行していることがわかり、宮は自分が主導権を握るために天皇の思惑を崩そうとするが……。新たな時代の胎動が始まる第2巻!
倒幕の味方を募るため、関東へと向かった石と猿。その途上で、謎に包まれていた猿の出自が明らかになる。そして二人が出会ったのは、中世最強ともいわれる武士の血脈、足利一族。のちに日本を牛耳る男たちと、二人はどう渡り合うのか? 石の、猿の、そして日本の運命が変わり始める第3巻!
猿との別れから7年、石は楠木正成の右腕として活躍していた。時あたかも鎌倉時代末期、後醍醐天皇がついに挙兵し、倒幕を目指す英雄たちを飲みこんでゆく。新たな時代の足音が聞こえる歴史バトル・アクション第4巻!
一度は敗走したものの、石と楠木正成は再起を図って難攻不落の千早城を建設。数十万とも言われる幕府の大軍を迎えて、乾坤一擲の大勝負に挑む! 時代の奔流を活写する歴史バトル・アクション第5巻!
畿内の盗賊たちを結集し、軍団をつくった石は京に乱入。そこには幕府の西の要、六波羅探題があった。壮絶な戦いの果てに、決して歴史に名を残すことのない彼らが見たものとは…? 激動の時代を駆け抜けた歴史バトル・アクション最終巻!
題字は平田弘史っぽいなと思ったら平田弘史だった。
鎌倉末期から室町になるまでの南北朝時代の戦記物。太平記をベースにしてるようで、副題に偽伝太平記ってついている。 この時代が漫画で扱われるの珍しいし、1巻も面白かった。歴史系好きはたぶんハマる。
題字は平田弘史っぽいなと思ったら平田弘史だった。