あらすじねね子さんの担当編集・角藤さんに連れられアニマルモールへ取材しにきた。そこのマネージャーの沢木さんは『コミックリュウ』の熱心な読者で、ねね子さんの読者でもある好青年。帰り際、学生時代の男友達タネヤンと再会。タネヤンは獣医になって頼れる男になっていた。帰り道、角藤さんにそれっぽいことを言われた。帰宅後、沢木さんからごはんにさそわれた。まさかのモテキ到来…!? そんなバカな!
恐竜が猫と同じように、飼われていたり野良としてそこら辺に居たりするのが普通の世界。 とある姉妹が住む家に、父親の隠し子の少女・よりかと恐竜のびわがやってきて唐突に同居生活が始まります。恐竜はデカいという以外にとくに飼いづらさはなさそうで、基本は大人しいし、ましてや人間を襲うなんてことは絶対にない。犬みたいに散歩も行くし、恐竜の獣医さんもいます。よりかとびわと一緒に住み始めても、とくに動じない人々。いたって平和?な日々が続きます。恐竜の顔がみんな点目なのがいい。これひとつで恐竜から獰猛さが消滅します。 これはあくまでも偶然だそうなんですが、物語の終わりに、長女が連載を待っている漫画誌「コミックリュウ(恐竜漫画専門)」が休刊してしまいます。くしくも、実際にこの「恐竜の飼い方」を連載していたコミックリュウも休刊するタイミングでした。これ偶然ではなく、奇跡なのでは…。それが読んでていちばんびっくりしたところ。