あらすじ芸能プロダクションに勤める律子の元へかつてスターになりたいとはざま良がやって来た。農業を手伝い、学校もろくに行っていない私生児で、村を出て母と暮らしたいと言う彼を見て、律子は賭けてみようと思う。はざまは順調に売れ始めたが、比例して金遣いが荒くなり、律子の言う事も聞かなくなっていった。そしてデビュー3年目、律子は別の女の子のマネージャーとなり、はざまは落ち目となってしまう…――その昔、パンドラが開けてしまったと言われる玉手箱。女たちの愛、そしてありとあらゆる不幸、そして最後に残った希望の物語。