あらすじ

修行の地、竹林精舎の森を離れて、コーサラ国への長い巡礼の旅に出たブッダとアナンダ。苦難の旅の果てにたどりついたコーサラ国の都で、ブッダたちを待っていたものは……!?好評の大河ドラマシリーズ、堂々第12弾!
ブッダ(1)
いまから三千五百年ほども昔、インダス川のほとりにアリアン人と呼ばれる種族が、遠く北方の地から移り住み、しだいにその版図を広げていった……。壮大なテーマに挑戦して、巨匠が描く釈尊の生涯!!ブッダ第1巻!
ブッダ(2)
奴隷の出自を隠して権力の座にはいあがったチャプラだったが、みずから選んだ力の論理が、彼の人生を微妙に狂わせていく。一方、カピラバストウの国では、待望の王子が誕生して……。巨匠が描く釈尊の生涯、第2巻!
ブッダ(3)
小国カピラバストウの王子として成長せたシッダルタは、しだいにその非凡な才能を明らかにしていく。ある日、ひそかに王宮をぬけだした彼は、はじめて見る外の世界で民衆の苦しい生活のありさまを知るのだった……。
ブッダ(4)
王族の娘ヤショダラ姫を妃に迎えた後も、シッダルタの胸には愛しいミゲーラへの想いが消えない……。王宮での虚飾の生活に疲れたシッダルタは、ついに出家の道を歩むことを決意するのだが……。大河ドラマ第4弾!
ブッダ(5)
ロンボツリ川のほとりで捕えられた狼少年。人間の言葉を知らず、けもののようにふるまうその少年こそ、あのバンダカの遺児、ダイバダッタの成長した姿だった!!初めて暮らす人間の社会で、少年が見たものは……!?
ブッダ(6)
突然、予知の能力を発揮しはじめたアッサジ。つむじ風の到来や疫病を予言したばかりでなく、あろうことかマガダ国の国王、ビンビサーラの死期までもいいあててしまった……。巨匠が描く釈尊の生涯、第6巻堂々刊行!
ブッダ(7)
大国、コーサラ国の王を父とし、奴隷の娘を母として生まれたビドーダバ王子。成長して少年となった彼は、ある日学友から自分の出生の秘密を知らされるのだが……。いよいよ佳境を迎える大河ロマンシリーズ、第7巻!
ブッダ(8)
腕自慢の剣士たちで賑わうマガダ国の都。その中に一人、ひときわ目だつりりしい青年の姿があった。まずしい身なりの中にも、どこか気品をたたえたその青年こそ、あのダイバダッタの成長した姿だった!!好評の第8巻!
ブッダ(9)
悟達の境地へと進んだブッダの前に、先輩バラモンたちの無理解の壁は厚い……。異端の徒、背教者の烙印を押されたブッダのとるべき道は!?はてしなき仏道を求めて歩む釈尊の姿。仏教の黎明期を伝える感動の第9巻!
ブッダ(10)
悪魔の化身たるヘビの精霊は、青年アナンダを操ってブッダの命をねらいはじめた……。拝火教の聖人、カッサパ仙人も加わって、物語はいっそう緊迫への傾斜を増していく!!壮大なテーマに挑戦して巨匠が描く釈尊の生涯!
ブッダ(11)
拝火教の大聖人、カッサパ仙人の帰依を得て、一千人の一大教団にふくれあがったブッダの信徒たち!修行の場所を求めてマガダ国王のもとへと向かったブッダは、宮殿での意外な事件にまきこまれる……。好評の第11巻!
ブッダ(12)
修行の地、竹林精舎の森を離れて、コーサラ国への長い巡礼の旅に出たブッダとアナンダ。苦難の旅の果てにたどりついたコーサラ国の都で、ブッダたちを待っていたものは……!?好評の大河ドラマシリーズ、堂々第12弾!
ブッダ(13)
祖国、カピラバストウの地に立ち寄ったブッダたち一行は、強国コーサラの支配にあえぐシャカ族の人々から、撫安の説法を請われる。これを機会に弾圧を強めようとするコーサラ軍と、ブッダのあいだに一触即発の危機が!?
ブッダ(14)
「我、今より涅槃にはいる――。」大勢の人々の心に多くの希望を与えて、ブッダはその偉大な生涯を終えた。十二年の長きにわたってかきつづられた感動の大河ドラマが、ここに大団円を迎える!!ブッダ全14巻、堂々完結。
白骨船長

白骨船長

人口の増えすぎた未来の地球では、子供たちを選んで月に捨てる政策がとられていた。くじ引きで指名された子供は、ロケット「白骨」号に乗せられて月に送られる。その役割を請け負う船長を人々は恐れを込めて「白骨船長」と呼んだ。ところがある日、船長の愛息、ジミーもくじ引きで「月送り」が決まり…。本書は短編集「ライオンブックス」(6)収録の同タイトル作品と同内容です。https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/100411/A000001376/
グリンゴ

グリンゴ

辺境の地へ左遷されたエリート商社マン・日本人(ひもとひとし)は、再起をかけて闘い始めるが…。日本人とは何かを問う巨匠の最新作。
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つのがいイラスト集 Daily Works

つのがいイラスト集 Daily Works

SNSへの『ブラック・ジャック』パロディ漫画の投稿がきっかけとなり、2016年に手塚プロダクション公式作家となったつのがい待望の初イラスト集が誕生。デビュー以来約3年間にわたり漫画の神、手塚治虫が創造したキャラクターを唯一無二のセンスで日々描いてきた作品に、本書の為の描き下ろしを加え、総計100点以上の厳選イラストを一挙収録。貴重なラフスケッチ、つのがい本人による各作品解説と作画解説も特別収録します。
漫画家たちの戦争  戦場の現実と正体

漫画家たちの戦争 戦場の現実と正体

原爆、子ども、銃後等のテーマ毎に戦争漫画を収載。手塚治虫、ちばてつや、赤塚不二夫、水木しげる等の巨匠から、『社長 島耕作』の弘兼憲史、『シティハンター』の北条司など第一線の作家、気鋭の若手まで内容も年代も幅広く収録。“こち亀”の秋本治の作品など出版社や掲載誌の枠を超えて収載した奇跡的なシリーズです。今こそ漫画で平和と戦争について考えてみませんか。 激戦地ラバウルで左腕を失った戦場体験のある唯一の現役漫画家・水木しげるが描く本物の戦場/出版社の枠を超え「こち亀」秋本治の作品を収録―― 【収録作品】 水木しげる『白い旗』 手塚治虫『大将軍 森へ行く』 楳図かずお『死者の行進』 古谷三敏『寄席芸人伝 噺家戦記 柳亭円治』(脚本協力・あべ善太) 松本零士『戦場交響曲』 比嘉慂『母について』 白土三平『戦争 その恐怖の記録』 秋本治『5人の軍隊』
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メルモちゃん

メルモちゃん

まんがの神様・手塚治虫の『ふしぎなメルモ』を、優しいストーリーとあたたかな絵柄で定評のある福山けいこがリメイク。 天国のおかあさんからのステキなおくりもの「ミラクルキャンデー」。青いキャンデーを食べるとおとなに、赤いキャンデーを食べると子どもに大変身。
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亜夜子

亜夜子

欲望が蠢く天外家で生まれ育った少女・亜夜子が狂気、愛、嫉妬……人間の本性を曝け出す! 淀山市の大地主である天外家。 次男である仁は数年ぶりに故郷に帰るが、 その異常な光景に唖然とする。 天外家の当主である剛毅は、長男・一馬の嫁と身体の関係をもち、 亜夜子を産ませていた。一馬はこれを黙認するが亜夜子を虐待し、 彼女を庇う居候の涼子にまで暴力を振るう。 一方で淀山市周辺の土地をめぐって金、政治と黒い影が暗躍する。 閉鎖的な土地に潜む闇。そして無垢な少女・亜夜子もその闇に 巻き込まれてゆく……。 手塚治虫生誕90周年記念マンガ書籍「テヅコミ」にて掲載された作品が待望の単行本化! 原作『奇子』を九部玖凛が新たに執筆!
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ターザンの洞窟

ターザンの洞窟

ハムサラ国王子が大宝庫の行方を追い求め秘境を進み、絶体絶命のピンチにターザンと遭遇するスペクタクル。王子は象のチコーの鼻輪に隠された宝庫の謎を解き明かすことを、ハムライス大公に命じた。鼻輪が抜けなくて困っている大公は、ハムエッグ博士の言うがままにチコーを外へ連れ出してしまう。実は博士は、とある野心のためにハムサラ国を調査するA国の一団のメンバーだったのだ。本作「ターザンの洞窟」(原作:手塚治虫 絵:横山光輝)の初出は1955年「少年」別冊付録。同タイトルの手塚治虫オリジナル作品は1949年に発表。※本文データは『黄金都市』(発行:小学館クリエイティブ)を底本に使用しています。
海流発電・蜘蛛島の冒険

海流発電・蜘蛛島の冒険

ぼくの家の図書室の壁には、大きな亀の甲羅がかけてある。その甲羅は、祖父がガラパゴス島から持ち帰ったもの。ある日、ぼくは甲羅に記されたメッセージを元に、宝の怪神像がある島を知った。そして、召使いのエドワードと2人で冒険へ旅立つことに…(「蜘蛛島の冒険」より)。「蜘蛛島の冒険」(原作:手塚治虫 絵:横山光輝)は、永らく未発表だったが、2010年『黄金都市』(小学館クリエイティブ)に収録された。同タイトル手塚治虫オリジナル作品は1949年に発表。「海流発電」(原作:手塚治虫 絵:横山光輝)の初出は1955年「少年」別冊付録。同タイトルの手塚治虫オリジナル作品は1949年に発表。※本文データは『黄金都市』(発行:小学館クリエイティブ)を底本に使用しています。