あらすじ芦花(ろか)は出版社で編集の仕事をしている。夢は、いつか絵本作家になること。あるハロウィンの夜、川沿いに建つアパートに帰宅した芦花を待っていたのは、しばらく家をあけて行方知れずだったクレアだった。芦花が幼い頃、やはりハロウィンの日に街の片隅で出会ったクレアには、ある秘密があった。彼は、吸血鬼なのだ。かけがえのない友なのに、禁断の関係。その人生は決してまじわることがないのか──……。あふれ出る想いがセツナい、ボーイ・ミーツ・ヴァンパイア・ストーリー!!
20年吸血鬼と同居している編集の話。 吸血鬼ものってどう描いても面白いし描き用によってはギャグにもシリアスにもなりますよね。 この漫画は静かな話という印象を受けます。星空とか寒い日に息が白くなる感じとか。吸血鬼と会っているのに偏見を持たないとか、吸血鬼であるから心臓は止まっているとか、眷属になってしまおうとするとか…とても静かで素敵な話。