あらすじ

健太の受け持った星占いのページは、生まれた時間に東の地平線にどの星座があったか、という「上昇宮」の考え方を取り入れて、評判は上々だった。瑠衣子は相変わらず、壬生に自分の気持ちを伝える事が出来ないでいたが、「キャリアガール」の編集長・尾形に無理矢理犯されてしまう。一方、壬生は両親の復讐という目標があって、ルポライターの仕事をしていた。
狩人の星座 1巻

「キャリアガール」の編集者・榊瑠衣子は、一緒に仕事をしているルポライターの壬生を密かに愛していた。ふとしたことから、拾われて壬生のマンションで同居する事になった吾妻健太は、星占いの知識が豊富だったため、瑠衣子は少しでも壬生に近付きたくて、彼に仕事を依頼した。ルポライター・壬生と彼を巡る12星座の女たちの愛。里中満智子の講談社漫画賞受賞作が登場!

狩人の星座 2巻

健太の受け持った星占いのページは、生まれた時間に東の地平線にどの星座があったか、という「上昇宮」の考え方を取り入れて、評判は上々だった。瑠衣子は相変わらず、壬生に自分の気持ちを伝える事が出来ないでいたが、「キャリアガール」の編集長・尾形に無理矢理犯されてしまう。一方、壬生は両親の復讐という目標があって、ルポライターの仕事をしていた。

狩人の星座 3巻

尾形に犯されてしまった瑠衣子は、壬生への想いだけが支えだった。思い切って気持ちを伝えた瑠衣子はついに壬生と結ばれた。しかし、二人は愛し合いながらも、その後関係はなかなか進展しなかった。瑠衣子に執着する尾形は、嫌がらせのようなアプローチを瑠衣子に繰り返した。毅然とした瑠衣子の態度に、尾形は本気で瑠衣子を愛し始めてしまったのではないかと気付く。

狩人の星座 4巻

瑠衣子は妊娠したが、壬生に相談することが出来ず、一人で子供を産もうと考えていた。しかし、尾形の子供を妊娠していると誤解されてしまい、会社で噂になってしまう。無理して仕事を続けていたこともあって、流産してしまった瑠衣子は、事実を知った壬生と言い争いになり、二人は別れてしまう。一方、壬生を愛するかつての恋人・理絵は、彼と結婚しようと策略を練る。

狩人の星座 5巻

瑠衣子と壬生が別れてしまった後、壬生を愛する理絵は一人で勝手に婚姻届を出し、壬生と夫婦になった。瑠衣子は壬生の設立した新事務所で働き始め、二人はお互いが本当に愛し合っていたことを確かめ合う。やっと理絵と離婚が成立しそうな矢先、壬生は仕事を邪魔しようとしている者達の手によって、車にはねられてしまう。意識不明に陥った壬生の回復を待つ瑠衣子は…!?