「性悪猫がおりまするそろそろ恋に慣れた年頃なので恋を手柄と勘定します」――日々生きる中、湧き起こりぶつかり合う感情たちを、猫の体、猫の目を通して詩的に描いた傑作――。
作者のやまだ紫先生、きっとものすごい猫好きなんでしょうね。猫の表情とかポーズや動作の切り取り方からそれが溢れ出てる気がします。横向きで手足を伸ばして寝てるとき、胴体が平べったくなってる絵とかとくにそう感じました。 漫画というよりは詩集に近いです。人間が生きてて日々思うことを猫に代弁してもらっているのかな、と個人的には受け取れました。それにより説教くさくならないのかなと。 なかでも母親目線の話がいくつかあって、妊娠中の人とか、子育て中の人が読んだらものすごく響くだろうなと思いました(もちろんいい意味で)。そういう精神的に安定してないときとかに、楽な気持ちで読んでほしい一冊。 これデビューコミックスなんですか…そういう意味ではすごいインパクトある。
作者のやまだ紫先生、きっとものすごい猫好きなんでしょうね。猫の表情とかポーズや動作の切り取り方からそれが溢れ出てる気がします。横向きで手足を伸ばして寝てるとき、胴体が平べったくなってる絵とかとくにそう感じました。 漫画というよりは詩集に近いです。人間が生きてて日々思うことを猫に代弁してもらっているのかな、と個人的には受け取れました。それにより説教くさくならないのかなと。 なかでも母親目線の話がいくつかあって、妊娠中の人とか、子育て中の人が読んだらものすごく響くだろうなと思いました(もちろんいい意味で)。そういう精神的に安定してないときとかに、楽な気持ちで読んでほしい一冊。 これデビューコミックスなんですか…そういう意味ではすごいインパクトある。