あらすじ離婚届まで用意した智子だったが、浅倉のケガをきっかけに考え直す気に。しかし、ふたりの間には、今までとは違う何かが隔たりを作り出しているようだった。耀子は同僚に紹介された田口とホテルに行ったが、かえって浅倉を愛していることを再認識してしまう。彼等の人生の歯車は回り続けていた。少しずつだが確実に、小さなきしみ音を響かせながら、明日という名の闇に向かって……。