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日本人ヘビー級ボクサー…その実現にはＤＮＡの壁があると言われている。が、元日本ウェルター級チャンプ、徳川貴作は、２年にわたる増量でそのハンデを乗り越えようとしていた。そして、彼の前に現れたヘビー級の強敵ボブ・ヘイズＪｒ.は、徳川の潜在能力を認め、闘いを挑まんとするのだった!!
六本木の路上で偶然会ったヘビー級銀メダリストのボブ・ヘイズＪｒ.。徳川の潜在能力を認めた彼は、徳川に闘いを挑んできた!!エキシビジョンで対戦することになったふたり……強力無比なボブの前に徳川の力は通用するのか？そしてエコノミーラインとは？ヘビーなパンチが炸裂する目が離せない第２弾！
ドローで終わったボブ・ヘイズＪｒ.との試合。ボブからダウンを奪ったものの、体型によるスタミナ不足と問題点が露見してしまう……。そして、そんな徳川にヘビー級復帰戦後、新たな敵が現れた。日本人最強ボクサー藤堂省吾！遂に強敵たちを巻き込んだヘビー級ウォーズの幕が開いた!!
国内ヘビー級が注目される中、遂に、ライバル藤堂も参戦するトーナメント大会が開催された！徳川の前に、もう一人のエコノミーラインの使い手、加藤琢己が立ちはだかる！藤堂省吾をはじめ強者たちがその実力を明らかにする中、徳川は…!?
ヘビー級トーナメント第２戦！ＪＢＣが規約する定年37歳を間近に控えた、超タフネス市川との対戦に揺れる徳川の心…。徳川はウェルター時代、相手選手との能力差を誇示するために、常に相手の得意とするスタイルで対抗し、完膚なきまでに叩きのめすという変幻自在のボクシングスタイルにこだわってきた。そして今試合、意地の接近戦で徳川がつかんだものとは!?
トーナメントはさらに白熱！なんとボブ・ヘイズＪｒ.が藤堂ＶＳ荒巻の試合に、セコンドとして参戦した!?徳川の待つ決勝のリングを賭け、今ゴング！神がかり的なディフェンスを見せつけ、藤堂のパンチを完全に見切っていた驚異的な動体視力を持つ荒巻に、なんと藤堂がダウンを奪われてしまった!!
対藤堂戦をわずか３週間後に控え、徳川は故郷の屋久島に里帰りしていた。この３年間ひたすら体重増加に固執してきた徳川が、体重を絞り、必殺の武器を携えて決勝に挑む。決勝のリングで睨み合う二人の天才ボクサー…。「徳川貴作」v.s.「藤堂省吾」ついに両者の拳が激突！果たして真の強者は!?
元ウェルター級チャンプ徳川貴作は国内ヘビー級トーナメントに参戦。決勝でライバル・藤堂を破り、見事にチャンピオンベルトを獲得する。しかし、試合後に思わぬビッグ・ゲストが登場し、波乱の展開へと突入！現役世界ランカー、エリエセール・バロスの登場で、Ｓ－１界に新たな衝撃が走る！嵐の新展開で徳川を待つものは…!?
国内ヘビー級トーナメントでチャンピオンになったものの、ベスト・ウェイトを上回る階級での連戦がたたり、肉体に深刻なダメージを負ってしまった徳川。だが、身体の不調をマスコミには公表せず、徳川は現役世界ランカーのバロスとの対戦を見送った。そして、Ｓ－１に新たな歴史が刻まれることに！バロスの神の拳に、ボブ・ヘイズＪｒ.が挑む!!
驚異の身体能力で攻めてくるバロスに、ボブは顎の骨を割られ完敗してしまう。徳川はブラジル帰国直前のバロスのもとを訪れ、スパーリングを申し込んだのだ。極秘スパーリングで徳川とバロスが激突！リング上で徳川がエコノミーラインを連打！いつしかバロスの顔から余裕が消え去り…!?
東洋タイトルを目標に、徳川はリハビリを兼ねたトレーニングを開始した。次なる対戦相手は、東洋太平洋８位のジェイソン・ラングレン。そしていよいよ、東洋タイトル保持者のイレワに挑む徳川！14キロ上回る王者を前に徳川が知るのは、己の限界か、それとも――？怒涛のクライマックスが訪れる!!
