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母の死を機会に子供の頃から憧れていたホステスになるべく桜子は叔母・佳代を頼って上京する。しかし佳代の愛人に襲われたり彼女の借金のかたに処女を失うなどつらい事ばかり続いた。桜子はネオン蝶として翔べるのか
池袋からホステス憧れの地・銀座に桜子は来た。銀座のスタイル、ライバルとの争い－つぎつぎと難題がふりかかる。そして三銃士と呼ばれる上客から教えられた桜子と叔母・佳代との関係や出生の事実に彼女はとまどう!
桜子は銀座の高級店“手毬”に移る。先輩の妬み、店の危機など苦難が続く一方、若手俳優と激しい恋に落ちた。しかし彼が親う大物俳優が彼女の父である疑惑が上がる。その俳優が彼女に恋人と別れてくれと言ってきた!
恋人の俳優の将来を考え別れを告げた桜子。自ら成長するために盛田会長の愛人になる。そんな時以前“手毬”にいた加奈子が開いた店は苦況に陥った。しかし彼女の店のバックにいたのは九州のヤクザ・黒門組だった!!
九州ヤクザの銀座進出やパトロンの死といった問題に苦しみながらも乗り越え、桜子はネオン蝶としてさらに輝きを増す。ひとときの和らぎ感じた彼女の前に懐かしい昔の男が現れ、彼女を助けた。そして新たな試練が…。
行方不明だった桜子の母・佳代が父・高杉と銀座に店を開く。しかし高杉の正体は中国マフィアの手先だった。桜子の恋人・神崎を巻き込んで銀座の街が日本ヤクザ対中国黒社会の抗争が始まる。
香港黒社会の父とヤクザの恋人が命を懸けて争う。果たして誰が生き残るのか、それとも…。更に桜子に厳しい試練がのしかかった。銀座の母とも言えるクラブ“手毬”の節子ママに命の期限が迫っているのだった。
銀座にクラブ“桜子”を開店させた桜子。しかし、かつての同僚・沙知が嫉妬に狂い、“桜子”にスパイを送った。スパイの正体は!?果たして桜子はこの陰謀に屈してしまうのか!?ネオン劇画の傑作、注目の第８巻!!
女としての寂しさを感じた桜子に男が近づく。男の目的は桜子の金だった。彼女に危機が迫った時、かつての恋人、滝沢俊介行方不明のニュースが届く。彼を捜しに香港に飛んだ桜子だが、そこで彼女を待ち受けたのは…。
ついに俊介との愛が復活した桜子。幸せをかみしめる彼女だが、二人の関係をネタに恐喝をする謎の人物が出現。更に、親友・純も行方不明になってしまう。純は無事なのか、桜子は愛を貫けるのか。感動の完結編!!
普通の女の子だった桜子が、ホステスとして成長していく姿を応援する気持ちで読んでました。夜の仕事はただキラキラした憧れの世界ではなくて、とても辛いことや悲しいことがあるけれど、何事にも挫けずに、前を向いて進む桜子がたくまましくて、自分も頑張らなければ思えます。