あらすじ貧困のため出稼ぎに来ている百姓たち、通称「むくどり」の死体が発見された。しかし担当の十手はろくに調べようともしない。それはむくどりたちで飽和状態になってしまった江戸を元の姿に戻すための、幕府の政策でもあった。激昂した半蔵はかたっぱしから罪もないむくどりを捕らえだす。果たして半蔵の真意は…?
北町奉行所の同心・板見半蔵(通称:かみそり半蔵)の格好良さとダークヒーローってのはこういうものだというのを味わう漫画 単純ないい話でで終わるのではなく、悪党を対峙するにはより悪党に詳しくより悪党にならなくてはならないという感じで悪党の弱みを握って自分自身の権力の増大しつつと自らの行動の正しさを証明していく。 途中まではすげー好きなンだが、後半は前半の爽快感があまりないのが残念 全てが悪党と対決するための行動になっているため定期的に入るいろンなトレーニングシーンが最高にいい。武器である「あられ鉄拳」のトレーニング相手に地蔵を使いボコボコにしたり、各種拷問の効き具合を確認するために自分自身でためしたりと日々鍛錬を怠らない。ここではあえて紹介しない面白トレーニングも色々あるので是非読ンでほしい。