あらすじ

八十一マスの盤面に命をかける少年。桂駒吉は将棋狂の父親を持つヤンチャ坊主。父が将棋に熱中するあまり家業の店を手放してしまった駒吉の一家は住み慣れた土地を離れ京都に移る。駒吉は転校先の中学で将棋大会に参加し、勝ち進んで将棋の少年日本一、東山健吾と対戦する。
駒が舞う 1巻

八十一マスの盤面に命をかける少年。桂駒吉は将棋狂の父親を持つヤンチャ坊主。父が将棋に熱中するあまり家業の店を手放してしまった駒吉の一家は住み慣れた土地を離れ京都に移る。駒吉は転校先の中学で将棋大会に参加し、勝ち進んで将棋の少年日本一、東山健吾と対戦する。

駒が舞う 2巻

目の前に立ちはだかる駒吉を、卑劣な手段で排除しようとする健吾だったが、健吾の祖父で伝説の棋士、出雲路宗雲の一喝により、決着は将棋大会の決勝の再戦に持ち越されることになる。しかし、勝負の当日、駒吉の勝利目前で父の訃報が飛び込む。駒吉は宗雲に弟子入りして、父の敵討ちをすることを誓う。

駒が舞う 3巻

背中に秘密を持つ少女・雪。その出生以前の因縁により、彼女はあまりにも非情な宿命を負わされていた。肉親が引き起こした強烈な怨念により雪は命の危機にさらされる。雪を救うために駒吉は、雪の背中に浮かぶ詰め将棋を解くために奮闘するが…。

駒が舞う 4巻

関西将棋戦への出場と引き換えに、師の出雲路宗雲に破門された駒吉。運命の大会を控えた彼の前に謎の外国人が現れる。また、駒吉は好敵手・音羽金二郎と出会う。金二郎は、極貧の家族を将棋で救おうと志す苦労人だった。

駒が舞う 5巻

見事、関西将棋戦を勝ち抜き優勝の栄冠を手にした駒吉は、最強のライバル東山健吾との対決を目指し上京する。将棋少年日本一の座に向かって闘志を燃やす駒吉だったが、東京では健吾の他にも恐るべき強豪との対戦が待っていた…。