一殺五百両!子連れの刺客――人呼んで”子連れ狼”拝一刀とその子大五郎が昿野をさすらう!柳生一族の厳しい追撃をはねのけ親子が目指すは・・・!?巷間を感動の渦にまきこんだ時代劇画の金字塔!!
刺客道を貫くことこそ我らの生きる道胴太貫に祈りを託す拝一刀そのための艱難辛苦を健気にも耐え抜かんとする大五郎宿命の絆に結ばれた親と子が冥府魔道を今日も行く!
ねたみの火の川貪欲の水の川その間を貫く狭き白道を一心に進めば浄土彼岸に達す――二河白道の悲願とは・・・!?一刀と大五郎の刺客道の行く手に待つものは!?快調の長編時代劇シリーズ
人はそのはかなき一生の中で愛憎恩怨喜怒哀楽を持つ――悲願とはその怨を達せんがため他の一切を断つこと!悲願成就のため修羅の道を歩む一刀と大五郎二人をめぐる時代ロマン最高潮!!
名うての人斬り柳生軍兵衛山田朝右衛門が一刀に迫る!撃斬の舞台はととのった!六道四生順逆の境に至った親と子の運命(さだめ)に曙光は果して訪れるのか!?込み上げる感動の時代大作佳境へ!
一殺五百両の報酬は悲願達成への費用(ついえ)その命金を狙わんとする悪鬼たちがいる!生命に明日があるように一刀と大五郎の行く手に明日はあるのか!?長編時代劇ロマンに絶讃の嵐!
依頼されたらその信義を死ぬまでつらぬくことこそ刺客の道なり生きて二度と帰れぬ見込みのない修羅悲願に中に生きる悲しい宿命の子――大五郎に続々と試練が訪れる!
権謀術数をめぐらし奸計をはかり幕閣の影で暗躍する柳生のある限り、真の武士による御政道は実現せぬ士道節義をつらぬいたが故、鬼哭の道へはいった一刀!大河ロマン核心へ!
常に心に死あるをもって奉公すること――その厳然たる士道を追い求めんとするとき、男たちの前に荒野が拡がる時代は真の武士を必要としないのか!迫真の時代ロマン大作快調!
死中に活あり!幕府御状箱をうばい、柳生封廻状を手に入れた父子に黒鍬者と柳生の追っ手が迫る!死闘の最中、互いを見失う一刀と大五郎果たしてこのまま・・・・・・!?新転回の長編時代劇!
まさに人智を超えた強い絆によって結ばれた親子であった――二人の刺客怨流の旅は、再びその第一歩を踏み出したのである!行く手に何が待ち構えていようとも・・・・・・入魂の新転回へ!!
悲願を持って生きることは、時として人を生死の苦海に沈めることがある人として武士として生きる道を断たれた親子の前に悲願成就の日はいつ来るのであろうか・・・・・・!?
兵庫蔵人軍兵衛と三人の子を一刀に打たれた柳生烈堂の怒りは深く、今、新たなる追っ手を大和柳生の里より送った!・・・・・・その名も喰代柳生!黒押出死と異名をとる恐るべき暗殺集団である
冥府魔道の牛頭馬頭に道中陣――そいつが子連れ狼のいるところだぜぇ追って来る者、不意に遭遇する者一刀親子が斬らねばならぬ者たちの中に誠の男がいる!真の武士がいる!
柳生の”草”の恐るべき手足れたちが公儀山目付の凄まじい手練が一刀親子を襲う!追いつめられた柳生の手段をえらばぬ追撃に敢然と立ち向かう宿命の親と子!昨日今日明日流浪(さすら)うはいずこの空か・・・・・・
柳生の目となり耳となって、一刀親子を追捕してきた黒鍬一族の最後のひとりが臨終(いまわ)の間際にもたらした一言から、ついに柳生封廻状の秘密が明きらかになった!どう出る柳生!
その首五千両!封廻状の秘密を解いた一刀親子は一路江戸へ柳生が二人につけた巨額の賞金を我が手にと賞金かせ鬼たちが、農民や町人たちが行く手に待ちかまえる!!危うし子連れ狼!
無辜の民を賞金首五千両争奪戦にまきこまぬため、ぷっつりと行方を断った一刀と大五郎・・・・・・あせる柳生に、将軍はその直属の警固衆――黒門固メ煙止メ衆(くろもんがためけむりどめしゅう)を使えと命じた!その身は足軽なれど手練の技は凄じい!!
”子連れ狼”を倒すには手段を選ばぬ!何としても江戸入りは阻止するのだ!!執念の炎を燃やす柳生烈堂執拗な追撃を受けながらも親子は江戸を目指す来たるべき日のためにただひたすらに!!
ついに江戸潜入に成功した一刀と大五郎!だが新たなる魔手が彼ら親子の行く手を遮ぎるお唇役にして毒使いの阿部怪異・・・・・・!!その策略は庶民にまで禍いをまねく・・・!?悲願は砂上の楼蘭がごとく崩れてしまうのか!?
烈堂は一刀親子を柳生一門総がかりをもって一気に倒さんとの決意を固めた!一方、親子が刺客仕事で得た生命金で購ったものは南蛮渡来の”投擲雷(とうてきらい)”だった白い死装束を身にまとった二人はいよいよ対決の場へ!
いよいよ敵は烈堂ただ一人となった――が嵐の最中、怪異が開いた水門より濁流が、いまにも市中を水没せしめんと迫り来る!対決は中断しても江戸市民を救わねば・・・・・・怪異が一刀烈堂を走らせてしまうとは!?
天地静寂月下蒼光の八丁河岸に拝一刀と柳生烈堂がついに雌雄を決せんとす、狼と老虎は己が一切の念をはらいて無と化し、風となって、互いの秘技をつくすおりしも冬江戸は雪が降りつつあった・・・・・・
思わぬ縁から柳生封廻状を手に入れた怪異は、それを公方に披見し、糺問させることに成功する察知した烈堂は、全国の草たちに非常の草触(くさぶ)れを出し、難局を乗りきらんとする!大型長編時代劇最後の大転回いまはじまる!
柳生の草たちに非常の草触れが走る!築き上げた日々のしがらみを断ち切り草たちは目指す一路江戸を・・・・・・一方、柳生烈堂は江戸城内に在って、阿部怪異の執拗な策略を受けていた!
士たる者の義によって一刀は赴く烈堂の安否をたしかめるために江戸城へしかし、ようやく草たちが間にあった!柳生烈堂の反撃が始まらんとするどう出るか阿部怪異!!
再び将軍の信任を勝ち得た柳生烈堂は集結した草たちに一刀を倒せと命じたつかの間の休息を楽しんだ一刀と大五郎に柳生の礎たる草たちの秘術が迫る!はたして一刀と烈堂は再び・・・・・・!?
生れ変りたる次の世でも父は父次の次の世でもわが子はおまえぞッわしらは永遠に不滅の父と子なり――嗚呼大五郎嗚呼一刀もはや言葉は無と化した・・・・・・時代劇画の不滅の金字塔――ここに完結!
言わずと知れた小池一夫先生×小島剛夕先生不朽の名作です あまりにも有名なタイトルゆえ実写イメージが強く、また劇画への分別も浅く… じっくり読めたのは大人になってからです 小島剛夕先生の圧倒される画筆、キャラクターの深み悲哀、 ストーリーの一話一話で長い映画をじっくり観たような重厚感 なんでもっと早く読んでなかったんだ〜!!!!と叫ぶ面白さでした 全てを読み終えた時何かとんでもない事が自分の人生に起こった…!と涙が止まらなくなりました 「面白い」という言葉は陳腐かもしれないですが本当に本当に「面白い」のです 漫画の凄さの全てを感じられた!!と思いました お気に入りの登場人物は 酉蔵、乞胸のお雪、スリ"を生業とする女・お葉などなど… 深く悲しい女達がとにかく最高です 話が逸れますがドラマ版(一期〜三期)を数年前に全話観る事ができました 酉蔵役の浜木綿子さんの極上の美しさ 他素晴らしい俳優さん達が出演されてこれまた「なんでもっと早く観なかったんだ〜!」と…なりました ======== 本当に素晴らしい作品… 小池一夫先生 小島剛夕先生 感謝です!!!
漫画原作者、小池一夫さんの代表作の一つです。小池さんは1970年代から「劇画村塾」という漫画家の養成塾を開設され、数多くの門下生に対して指導なされました。ここから高橋留美子、板垣恵介など多くの漫画作家が育ちました。 小池さんによると漫画で一番重要なのはキャラクターです。小池さんはこの「子連れ狼」を題材に、どうやってキャラクターを作るのか「キャラクター創造論」などで解説しており、エンターテイメントの教科書と言っていいでしょう。
劇画漫画の代表作ともいえる『子連れ狼』。かつて、萬屋錦之助さん主演でTVドラマ化されましたが、小池一夫氏の原作に忠実な演出であったとしても、小島剛夕氏の描く絵の世界観は残念ながら再現しきれていませんでした。TVドラマ版の「子連れ狼」を観ていた方々には、今からでも遅くないので、この原作を読んで頂きたい思える作品です。特に柳生との最終決戦となる後半に繋がる前半の展開が最高ですので是非!
言わずと知れた小池一夫先生×小島剛夕先生不朽の名作です あまりにも有名なタイトルゆえ実写イメージが強く、また劇画への分別も浅く… じっくり読めたのは大人になってからです 小島剛夕先生の圧倒される画筆、キャラクターの深み悲哀、 ストーリーの一話一話で長い映画をじっくり観たような重厚感 なんでもっと早く読んでなかったんだ〜!!!!と叫ぶ面白さでした 全てを読み終えた時何かとんでもない事が自分の人生に起こった…!と涙が止まらなくなりました 「面白い」という言葉は陳腐かもしれないですが本当に本当に「面白い」のです 漫画の凄さの全てを感じられた!!と思いました お気に入りの登場人物は 酉蔵、乞胸のお雪、スリ"を生業とする女・お葉などなど… 深く悲しい女達がとにかく最高です 話が逸れますがドラマ版(一期〜三期)を数年前に全話観る事ができました 酉蔵役の浜木綿子さんの極上の美しさ 他素晴らしい俳優さん達が出演されてこれまた「なんでもっと早く観なかったんだ〜!」と…なりました ======== 本当に素晴らしい作品… 小池一夫先生 小島剛夕先生 感謝です!!!