あらすじ

昨日までの日常が簡単に崩れていく―。 野乃の前に現れた“氷見”と名乗る男たち。狙うのは、野乃が隠し持つ“不思議なチカラ”だった。野乃を手に入れるためなら、手段を選ばない男たちの魔の手は、陸人にも及び…。そんな時、「自分の妻になれば、陸人を助ける」という男が現れ、野乃は…!?
怒濤(どとう)の少女(1)

私はただ、愛する人と、いつもの朝をむかえたい。それだけだった―。 9年前、両親を事故で亡くし、官能小説家の叔父・陸人と暮らし始めた野乃。野乃にとって、陸人は世界で一番大切な人。ある日、野乃と同じ誕生日の女性が次々と殺される事件が発生。そして、野乃の身にも―!? さらに陸人が犯罪者だという男が現れ!? ひとりの少女をめぐる緊迫のサスペンスが始まる!!

怒濤(どとう)の少女(2)

昨日までの日常が簡単に崩れていく―。 野乃の前に現れた“氷見”と名乗る男たち。狙うのは、野乃が隠し持つ“不思議なチカラ”だった。野乃を手に入れるためなら、手段を選ばない男たちの魔の手は、陸人にも及び…。そんな時、「自分の妻になれば、陸人を助ける」という男が現れ、野乃は…!?

怒濤(どとう)の少女(3)

“氷見の神子” が死んだ―。 神子の持つ不思議なチカラで暗躍してきた氷見。窮地に陥った氷見は、野乃強奪のために“氷見の死神”と呼ばれる男を送り込んできた。そして、陸人の無事を祈る野乃の前に!? “氷見のチカラ”を受け継ぐもうひとりの少女。そして氷見を監視する謎の集団。陰謀、裏切り、底知れぬ深い闇が渦巻く第3巻!

怒濤(どとう)の少女(4)

陸人が帰ってきた! そして、陸人の口から野乃の出生の秘密が明かされる…。一方、“氷見の死神”はふたりに音もなく近づき…。ついに“死神”による犠牲者が出てしまった!? そして、野乃の前に現れた“死神”。その強大なチカラに、野乃は―!?

怒濤(どとう)の少女(5)

“氷見の死神”と対峙した野乃が突如、姿を消した。彼女が辿り着いた先とは!? 隠し続けられた全ての真実が今、明らかになる! 私は何のために生まれてきたのか。世界で一番大切な人を守るため、野乃が出す答えとは―!?