あらすじ「絶対誰にもわたさねえ」の言葉と共に、源介に抱きしめられた惣五郎(そうごろう)。「いつか絶対『おれも』って言わせてやるから」とだめ押しまでされてしまう。意識しすぎて態度がぎこちなくなる惣五郎に、源介(げんすけ)は、今すぐどうこうではないから、あまり気にしないでほしいと言ってくる。惣五郎だってこの舞台は成功させたい。ひとまず稽古に専念する二人だが……? いよいよ二度目の共演舞台「三人吉三」の幕が開く――。梨園(りえん)の御曹司同士の恋絵巻!!
10巻完結。 後継問題はオープンのまま終了。 でも周りはこのまま静観する、2人の意思に任せる方向になった。 養子の選択肢もある。(と話題に出ただけでも進歩) 2人の与三郎とお富を見た菊右衛門さん、自分の代の源惣コンビの再現を見たようで嬉しかっただろうなーと涙出た。 なにが正しかったんだろう。 寿一郎さんと貫く選択だったらと思い、でもそうすると今の源惣コンビは存在しない。 せめて最後に一度2人で舞台に立ってて欲しかった。 でもそれも全て今の源介と惣五郎が叶えてくれるだろうな。