あらすじ

本書の元になっている単行本は、毎年5月に発刊されていたもの。これは著者が初めて連載を始めた時季と、チッチが初めてサリーに出会ったときが初夏だったため。11集、12集とも、チッチのサリーへの片恋は絶好調!
小さな恋のものがたり 電子特別編集版 第1巻

第1集からは二人がどのように出会ったか、初めてのデートやチッチがサリーにいかに想いを寄せるようになったかが描かれている。第2集は、二人の関係が親密になり、星空のように広がっていく小さな恋の続きをお届けする。

小さな恋のものがたり 電子特別編集版 第2巻

「人の心の中には山奥の泉のように、ひっそりと、いつまでもきれいなままで、変わらないものがあるンですね」(著者まえがきより)。第3集はサリーがチッチを追いかけて山奥のキャンプ場に。第4集は恋敵に対抗して、チッチがバレーボール部に入部する。

小さな恋のものがたり 電子特別編集版 第3巻

第5集では、チッチが知性派になろうと初めてめがねに挑戦、さて似合ってた? 第6集では、テニス部のキャプテン岸本さんが登場。学校で人気ナンバーワンの岸本さんが現れて、チッチとサリーの間で微妙な関係が始まる。

小さな恋のものがたり 電子特別編集版 第4巻

勉強は苦手。でも、遊ぶことやサリーのことが大好きなチッチ。第7集では、後にチッチの心を曇らす新入生の女の子が登場する。第8集は、相変わらずサリーを待ち続けるチッチの前に、サリーを遠くから見つめるいつかの新入生の女の子が現れた・・・。

小さな恋のものがたり 電子特別編集版 第5巻

第9集はシリーズ一番の山場。サリーは別の女の子の元へ行ってしまうのか? 「長いことありがとう」。ついにサリーとの決別を決心したチッチ・・・。第10集、チッチはサリーを忘れるために親戚の家で生活することに。二人の関係はどうなる??

小さな恋のものがたり 電子特別編集版 第6巻

本書の元になっている単行本は、毎年5月に発刊されていたもの。これは著者が初めて連載を始めた時季と、チッチが初めてサリーに出会ったときが初夏だったため。11集、12集とも、チッチのサリーへの片恋は絶好調!

小さな恋のものがたり 電子特別編集版 第7巻

第13集では、テニス部のキャプテン岸本さんが大活躍。岸本さんはチッチのことが好き? 周りの女生徒から敵対心を向けられるチッチ・・・。 第14集では、二人の別れのきっかけになったあの女の子が再登場。相変わらずジェラシーを燃やすチッチだった。

小さな恋のものがたり 電子特別編集版 第8巻

第15集から、冷静で頭のいい松木さんが登場。チッチの親友=よき理解者に対抗するように、松木さんはチッチと正反対な女性キャラクター。だが、案外チッチに似たところもあって驚かされる。第16集では、その松木さんに好きな人ができたようで・・・。

小さな恋のものがたり 電子特別編集版 第9巻

夏休みにアルバイトを始めた親友の大川さん。周りに感化されて、初めてのアルバイト(ベビーシッター)に挑戦するチッチ。働くことの大変さと、母親の苦労を知る(第17集)。第18集では、あの松木さんがついに愛の告白?

小さな恋のものがたり 電子特別編集版 第10巻

第19集では、サリーを追いかける下級生の女の子が登場。チッチは彼女をライバルとしてではなく、温かく見守るのだった。第20集は、第1集から20年目の作品。チッチとサリーの初恋の物語はいつまでも変わらない・・・。

小さな恋のものがたり 電子特別編集版

連載期間は52年!

小さな恋のものがたり 電子特別編集版 みつはしちかこ
ゆゆゆ
ゆゆゆ

小柄な女の子チッチが、スラリとハンサムメンなサリーに恋をしていて、やきもきしたり、ハラハラしたり、好きだーとなったり、プンスカしたり、背伸びしたり、自然を愛でたりなんなり。 そんな恋愛漫画でありつつ、日常系漫画で、1962年から続いています。 4コマ漫画で、手書きの文字で、サザエさんなどと同じ雰囲気を感じます。 それから、コミックスの最初には詩が書かれていて、詩とイラストの雰囲気に、チッチは妖精なんだろうかと思ったこともありました。 連載漫画が一区切りした43巻が出たのは2014年。 その後じわじわと描き下ろし単行本が出ており、続編46巻が2022年に出ているようです。 もっと年齢が上の方々にはドラマ化やアニメ化が懐かしい漫画になるそうですが、私が本作を知ったのは図書館でした。 図書館で読める貴重な漫画の一つでした。 ほのぼのした絵柄なのに、読んでいてハラハラしたりイライラしたり。 家族と読んでいたのを覚えています。 ちなみに先生は1941年生まれとありました。 いまだに漫画書いて文字入れされて、表紙書いて…されているんですか?!とビックリしてしまいました。