アニメーションビジネス・ジャーナル
Animationbusiness
新進米国コミック出版がマンガ部門スタート 「虫籠のカガステル」が第1弾 2019年に立ち上がったばかりの米国独立系出版社Ablazeが、新たに日本マンガの翻訳出版に進出する。Ablazeは2020年3月12日、橋本花鳥のSFマンガ『虫籠のカガステル』の英語版刊行を6月からスタートすると発表した。6月に第1巻、以降全6巻が毎月1冊ずつ登場する。 ...
人が巨大な虫になる奇病[カガステル]が発症。虫(カガステル)は理性を失い、人を襲い、繁殖し続ける。人類が虫(カガステル)の“駆除”を認めたのは、人口の三分二が喰い殺された後だった――。“駆除屋”として生きる少年・キドウは、“虫籠”で死にかけた男を発見。男は娘を託し息を引き取る。残された娘・イリは、父が死んだ哀しみでその場を動こうとしない。キドウはそんな少女の頬を叩き、言い放つ。「生きる気がないならここで死ね」 ――それが二人の出会い。