あらすじ

新人脳外科医の石橋蛍に犯罪者の診察依頼が来た。そのプロファイルにあった犯罪者の名前は、古瀬誠二。無差別殺人を4件起こした彼は、蛍の高校時代の同級生だった。診察室に入ると、高校時代の面影が残っているがあの頃のように微笑まない誠二が目の前に座っていた。しかし、自分の顔を見てもなにも反応がなく、こちらの質問にも答えない。もう忘れられてしまっているのか、とすこし寂しい気持ちになりつつ診察をはじめたが…!?

新人脳外科医の石橋蛍に犯罪者の診察依頼が来た。そのプロファイルにあった犯罪者の名前は、古瀬誠二。無差別殺人を4件起こした彼は、蛍の高校時代の同級生だった。診察室に入ると、高校時代の面影が残っているがあの頃のように微笑まない誠二が目の前に座っていた。しかし、自分の顔を見てもなにも反応がなく、こちらの質問にも答えない。もう忘れられてしまっているのか、とすこし寂しい気持ちになりつつ診察をはじめたが…!?

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新人脳外科医の石橋蛍が診察を担当することになったのは、昔、蛍に告白してきた古瀬誠二だった。犯罪者として蛍の前に再び現れた誠二が投げかけてきた質問は「卒業式前日」のこと。―それは告白の返事について、だった。咄嗟にその事を覚えていないと嘘をつき、誠二を怒らせてしまう。きちんと話して仲直りをしたいと考えていると…?

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卒業式の日に告白されたが、突然のことに動揺し、突き飛ばし逃げてしまった・石橋蛍。そんな彼と再会する日が来た。犯罪者と、カウンセラーとして……。優しかった彼・古瀬誠二はなぜ犯罪に手を染めてしまったのか。理由を知るためなんどもカウンセリングを行うが……。

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