あらすじイタリアが小さな国々に分かれていた15世紀、険しい地形が天然の要塞となっているウルビーノという街にラファエロは誕生した。父親のジョヴァンニは有名な画家で、ラファエロも子供の頃から天才と呼ばれていた。幼い頃、母親を亡くしたラファエロだが、絵についていろいろアドバイスをしてくれた父親も11歳の時に他界。絵画の貴公子と言われたラファエロの生涯。
当時の時代背景や実在するラファエロを始めとした画家たちの存在、美しい描写など読めば読むほど引き込まれ、最後にはすっかり作品の虜になってしまいました。教科書でしか知らなかった歴史の中にはこんな物語があったんだと感動し、もっと早くこの作品に出会いたかったと感じています。