あらすじ夏生と桐村の関係を知った妻・伸子が自殺を図り、未遂には終わったものの、会社の上司や両親にまで不倫関係を知られてしまった夏生。伸子の姉の圧力により担当する仕事から外され、会社を辞める決心をした夏生は、一人暮らしを始める。だが、荷解きを手伝いに来ていた母が、荷物からふたつの泥人形を見つけ…。以前、この椿の印がある泥人形を見た両親の様子がおかしかったのを思い出した夏生は、母に人形のことを聞くが…?