あらすじ

水族館飼育員のお仕事は毎日がジェットコースター。分刻みのスケジュールで駆け回り、ままならない生きもの相手に右往左往。だけど愛しくてしょうがない! 水族館が何倍も楽しくなる飼育員奮闘お仕事コミックエッセイ
水族館で働くことになりました
水族館飼育員のお仕事は毎日がジェットコースター。分刻みのスケジュールで駆け回り、ままならない生きもの相手に右往左往。だけど愛しくてしょうがない! 水族館が何倍も楽しくなる飼育員奮闘お仕事コミックエッセイ
本当にあった笑える話 世の中の裏側、教えますSP

本当にあった笑える話 世の中の裏側、教えますSP

全国の読者から寄せられた怖い真実を大バクロ!!チャールズ後藤・藪犬小夏・魔神ぐり子などが業界の秘密を4コマに!芸能界、お水&風俗、病院、冠婚葬祭、飲食店などの裏話大充実!!スペシャル記事も2本立て!!※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なり、非表示もしくは掲載されないページがある他、特別付録はついておりません。尚、電子版からは、誌面の一部を切り取って使用する応募券やクーポン券等は使用できません。ご了承ください。
MF comicessay つめあわせ

MF comicessay つめあわせ

あのヒット作から話題の作品まで! 大人気コミックエッセイ10作品のよりぬきを無料でお届け♪ カラーもたっぷり収録でどどっと120ページ超の大ボリュームです。●たかぎなおこ『親孝行できるかな?』●わたなべぽん『スリム美人の生活習慣を真似したら1年間で30キロ痩せました』『ダメな自分を認めたら部屋がキレイになりました』●オーサ・イェークストロム『北欧女子オーサが見つけた日本の不思議』●カタノトモコ『「結婚」を手放したら かえってラクになりました』●曽根 愛『着ていく服が見つからない』●ひぐちさとこ『童貞女子会へようこそ!』●しま子『文系女子だけど新卒でSEやってます』●雄山スズコ『株主はじめました』●日高トモキチ『水族館で働くことになりました』
ダーウィンの覗き穴〔マンガ版〕 虫たちの性生活がすごいんです

ダーウィンの覗き穴〔マンガ版〕 虫たちの性生活がすごいんです

性にまつわる好奇心はあるけど、明らかにするのは恥ずかしい。そんな生命の秘密の部分に光を当てた、メノ・スヒルトハウゼン『ダーウィンの覗き穴』を生き物大好きマンガ家、日高トモキチがコミカライズ。新たな知的興奮を刺激するオトナのための学習マンガ。
さぼんどーる

さぼんどーる

少し不思議な少女霧島さぼんが、子分の犬神、猿丸、雉子牟田を引き連れ、聖イグアナ学園に巣食うちょっと変態な敵役を打ち倒す。ちょっとのエロス、ちょっとのバイオレンス、多めの変態が登場する学園コメディ。「宇宙風紀委員バチスカーフゆりか」も併録
パラダイス・ロスト

パラダイス・ロスト

「失楽園」。そこは妙な麻雀打ちばかりが集まる雀荘だ。絶対負けない怪奇お守り男と彼を追う男の争いや、「全日本おすもうさん麻雀大会」が開催されたり「失楽園」の日常は常に逸しているのだ。フロアマネージャーの梁川桃子の打牌が冴えたり冴えなかったり、すこし不思議な日常系雀荘ストーリー。
水族館で働くことになりました
活き活きとホノボノを感じる「ちょうどいい」お仕事漫画
水族館で働くことになりました 日高トモキチ
名無し
第一話に「この本は事実に基づいたフィクションです」 と書いてある。 このフレーズを掲げる作品は危険だと思っている。 「ようするにフィクションだよね」 という話になりがちだから。 「手打ち風うどん」「本場風中華」 みたいなやつになりがち、とどまりがち。 それで面白い作品(例としてあげれば梶原一騎先生の作品) になっているならよいけれども、 たいして面白くもない、という作品も多い。 「水族館で働くことになりました」は 事実に基づいたフィクションという描き方を 最適に活用した面白い良作品だと思う。 別の言い方をすれば、 わざわざこのフレーズを書かなくても済ませられた かもしれないが、正直にあえて書いて、 そしてそれが正しかった漫画だと思う。 ノンフィクションには「真実という価値」があるが 真実には過激だったり不快だったりする面が 含まれていることもある。 そこを除外したり脚色すれば、 ノンフィクションという価値は 下がるか無くなってしまう。 水族館の仕事も、真実を忠実に描こうとすれば もっと肉体的にも精神的にもキツイ面を 描かざるを得なくなると思う。 早出・遅番・宿直のつらさ、衛生面や匂い、 怪我や病気や、潜水仕事などでの命の危険。 そして何より命を預かっているという重圧。 だがそれをノンフィクションで忠実に描くことは 水族館側が望むことでは無いと思う。 お客様には、生き物を飼育することが大変だと 知ってもらいたい面もあるだろうと思うが、 知ってしまったら、単純に楽しむことが 出来なくなるかも知れず、それは水族館としては 避けたいことだろう。 そこに配慮して「水族館で・・」は 事実に基づいたフィクションということで 上手く、そして面白くて、良い意味で 水族館側が望んでいる漫画にしていると思う。 その点で、日高トモキチ先生は凄く上手い。 主人公が活き活きと明るく仕事をしている。 大変なんだろうな、と適度には思わせながら。 読んでいるほうとしてはホノボノする感じを受ける。 愛嬌のあるキャラの仕草やセリフで。 そういったいかにも漫画的な手法で。 読んだら水族館は楽しいところだなと感じ、 飼育員さん大変だけれど頑張ってね、と思うようになる、 事実に基づいたフィクションだからこその とても面白いと感じる、お仕事エッセイ漫画だった。