あらすじ世界のどこかの果てにある「ホテルサラマンダー」。訪れる人はどこかでその評判を聞きつけやって来る。あるいはオーナーが旅した先での勧誘か?ともあれ今回もホテルに、ワケあり人気作家が執筆に、あやしい居候販売員が婚活に、本物の雷神様が名誉挽回に、未亡人が30年の時を経て結婚に、ここホテルサラマンダーで舞い踊るのだ!
人気のない山間に佇むホテルサラマンダー。経営者である世界的な大富豪のリック・サラマンダー財力に賄われているため、ほとんど客は来ないのに今日も平和にホテルは運営されている。 口と態度の悪い支配人、料理が超絶うまいシェフ、ドジっ娘メイド、謎のロボという変なメンバーながら、サラマンダー氏に認められたお客には最高のもてなしを、そうでない客には(主に支配人の)おざなりなもてなしが待っている。客も悪魔やら呪われた?作家やらヘンテコな人?たちが多くて、迷惑をかけられたりしてどっこいどっこい感があって楽しい。 そんな個性的なホテルマンと客たちによるドタバタしたホテルライフの漫画。3巻で完結するんだが、よくまとまっている。全体的にホテルサラマンダーの日常が楽しくていつまでも読んでいたい感じ。