あらすじ

空咳(からせき)が聞こえたら、不倫の合図――。妻子ある上司との関係に、ちょっと疲れてきたOLの渚(なぎさ)。ちょっとした好奇心から、同僚が教えてくれた「草原の花嫁」ツアーに参加して、すっきりリフレッシュしてくることに。そんな軽い気持ちで参加したツアーのはずが、北の大地には、渚にとって刺激的な出会いが待っていて……。北海道を舞台に繰り広げられるせつない愛の物語、第1巻。
草原白書(1)

空咳(からせき)が聞こえたら、不倫の合図――。妻子ある上司との関係に、ちょっと疲れてきたOLの渚(なぎさ)。ちょっとした好奇心から、同僚が教えてくれた「草原の花嫁」ツアーに参加して、すっきりリフレッシュしてくることに。そんな軽い気持ちで参加したツアーのはずが、北の大地には、渚にとって刺激的な出会いが待っていて……。北海道を舞台に繰り広げられるせつない愛の物語、第1巻。

草原白書(2)

妻子ある上司・沖(おき)との実らぬ愛にピリオドを打った渚(なぎさ)は、自分を見つめ直すために、また北海道の大地を踏むことに。「草原の花嫁」ツアーに参加した夏には、緑の匂いがあふれていた幌々町(ほろほろちょう)は、しんしんと降り積もった雪によって純白の平原へと変わっていて……。雄大な自然の中で、新しい愛に目覚めていく渚。その熱情の行き先は……。巨匠・立原あゆみが贈る大自然の物語、完結巻。