あらすじ「あかりちゃんの心臓を、匡(たくみ)にちょうだい!!」心臓移植が必要な息子のために、禁断の言葉を口にする美月(みつき)。夕夏(ゆか)と美月。ふたりの母の想いがぶつかりあう――。「誰になんと言われようと、娘の心臓が止まるその時までは、あたたかい身体を抱きしめていたい」愛する娘が最期を迎える時、苦悩の末に、母として夕夏が選んだ道とは……?子どもの脳死移植をめぐって、究極の愛情が試される。