あらすじ小さい頃、母親がよく作ってくれた、うさぎのサラダ。レタスをちぎってお皿に敷き、ゆで卵で作ったうさぎを乗せるだけのシンプルなサラダだけど、見ているだけで幸せな気持ちになれた。生活雑貨店に勤める紅林千夏は恋人の中井にプロポーズされたが、中井は札幌にある本社勤務となり、千夏に一緒に来てほしいと言う。だが、千夏はフードコーディネーターの森の、アシスタントに誘われいて…。
料理が好きな主人公がプロの世界へ飛びこんでいく話です。最近のドラマや映画で話題になっているフードコーディネーターの仕事について描かれています。料理を素敵に見せるためには、料理の美味しさだけではなく、お皿や背景など工夫することががたくさんあることがよくわかります。読んでいると主人公と一緒に新しい世界を体験しているようで、とても楽しかったです。仕事を通じて成長する主人公の姿に感動しました。