あらすじ

俺は魔法使いの弟子。魔法使いの泉太郎さんは、俺を『ひとごろし』からさらって、一緒に住もうって言ってくれたひと。でも、泉太郎さんは多分、ひとを殺したことがあるんだ……。ダメな大人と、さびしがりな子どものひんやり優しい毎日を描く、草間さかえ初の長篇シリーズ、開幕!
魔法のつかいかた(1)

俺は魔法使いの弟子。魔法使いの泉太郎さんは、俺を『ひとごろし』からさらって、一緒に住もうって言ってくれたひと。でも、泉太郎さんは多分、ひとを殺したことがあるんだ……。ダメな大人と、さびしがりな子どものひんやり優しい毎日を描く、草間さかえ初の長篇シリーズ、開幕!

魔法のつかいかた(2)

俺は魔法使いの弟子で、騎士。俺の師匠は白魔法使いの絹子(きぬこ)さん。今はまだ、俺はただの弟子だけど、いつかはあの人を守る騎士になる! 絹子さんの昔なじみで、ぼんやりな魔法使いの泉太郎(せんたろう)さんが、最近拾ったチビすけ・春生(はるき)は、なかなか見所のあるやつで……。優しくて残酷で美しい魔法の秘密に触れる第二巻!

魔法のつかいかた(3)

魔法使いどもが仲良く集まる「組合」にも入らず、厄介ごとを金で請け負う野良魔法使い。そんな俺の耳にも、泉太郎(せんたろう)の弟子・春生(はるき)が「組合」でいじめられた話は聞こえてきた。そして、春生と泉太郎が「あっち」から来た化け物に目を付けられたことも……。草間さかえが描く、恐ろしくて、なまぐさい魔法の世界が覗かせる第三巻!

魔法のつかいかた(4)

魔法使いの義父に育てられながら、「魔法」に嫌われて生きてきた紘嗣。 他の魔法使いたちの汚れ仕事を引き受けてきた魔法使い・泉太郎と、その弟子・春生に、義父たち「組合」の魔法使いが、なにごとかを企んでいる。そう紘嗣が気づいたころ、春生は屋敷の奥に隠されていた「首」の声を聴いていて―――。 草間さかえが描く、魔法と呪いの世界、第四巻!!

魔法のつかいかた(5)

やっぱり、だめなのかな。ただ春生と僕で、ここに住んでるだけじゃ。 魔法使いたちが集まる「組合」で、次代の「魔法」を継ぐべき「弟子」たちと諍いを起こした春生。その禍がきっかけで、ある魔法使いの血脈が途切れた。更なる恨みを買った春生を護るため、泉太郎は春生にある術をかけざるをえなくなり――。 草間さかえが描く、魔法の世界が本格的に蠢き始める、第五巻!!

魔法のつかいかた(6)【電子限定おまけ付き】

魔法使いのせかいのはしっこで、汚れ仕事を請け負ってきた泉太郎と、彼が拾ってきて同居している弟子の春生。ふたりは静かに暮らしていたのだが、魔法使いの「組合」に春生の存在を知られてしまい、やむなく泉太郎は春生にとある仕掛けをして本格的に「魔法使いの弟子」にするが――。ダメな大人とさびしがりな子どもの周りで、魔法の世界がとぐろを巻き始める第6巻!! ※電子限定特典として、「新書館60周年記念 新書館×アニメイト ウィングス・コミックス・フェア リーフレット」へ掲載した番外篇を収録しています。