あらすじ28歳処女と52歳大学教授の恋。「あなたのことは好きだ本当に」28歳の貴和子(きわこ)は、ある日、ベランダで煙草を吸う男に出会った。隣室に住む52歳の気怠げな大学教授・縫原(ぬいはら)。バレエダンサーになるのを断念しつつあった貴和子に、彼は誠実な言葉で語りかけてきた。今まで恋愛を切り捨ててきた貴和子の心に情熱の風が吹き――真摯(しんし)で臆病なピュア・ラブストーリー!描き下ろし後日談収録!!
年の差はあれど、けっこう真っ直ぐな恋愛マンガだと思います。 お隣さんとって設定は個人的に好きなやつですね。現実でそんなことは絶対にないので… 10年以上前の作品ですけど古さも感じないし、日々感じるけど言うまでもない(言えない)違和感とかを言葉にしてくれる感じはずっとあるんだなと感心しました。ただ処女じゃなくなることを「貫通」っていうのどうなんだ笑 好きなものは好き、嫌いなものは嫌い、と自分の中でハッキリ答えを出して主張することは大事かもだけど「好きと嫌い」だけで世の中は成立してないと思います。 昔、貴和子が友達ふたりとお茶してて、ひとりが席立ったときにその子の悪口を言い出す場面を取り上げて「女って怖えー」みたいなことを言ってる人いたなと思い出した。あの場合に関してはどっちもどっちって気もしたけど男女関係なくどこにでもある光景ですよね。