あらすじ

胸がまた大きくなった。大好きな幼なじみ・太郎くんは、あたしの胸が大きくなったと嗤(わら)って、そしてイジワルに言う。『やっぱ胸は、ほどほどの大きさがいいよな』オシャレした私を見て、バカにしたように言う。『おまえ、俺にどうされたいの?』…好きになってもらいたいの。その気持ちを、あなたは今日も、嗤う…。
太郎くんは歪んでる

胸がまた大きくなった。大好きな幼なじみ・太郎くんは、あたしの胸が大きくなったと嗤(わら)って、そしてイジワルに言う。『やっぱ胸は、ほどほどの大きさがいいよな』オシャレした私を見て、バカにしたように言う。『おまえ、俺にどうされたいの?』…好きになってもらいたいの。その気持ちを、あなたは今日も、嗤う…。

太郎くんは歪んでる ~ただ、愛しすぎてしまっただけなんだ~

太郎くんは歪んでる。太郎くんは私のいとこで恋人。私が入ったプールの水を飲んだり、雪の中パンツ一枚になったり、野球拳を強要したり、女装して学校に忍び込んだりって、どんなに気持ち悪いことをされても言われても、私は太郎くんには本気で逆らえない。だって、ぜんぶ私を愛してくれてるからだって、わかってるから…そんな私も少し、歪んでるのかもしれない。愛しすぎるが故に、人はここまでおかしくなる――!?桜田雛の新境地、偏執ラブ・コメディ。