母をなくし、親子2人で暮らす父・光太郎と16歳の娘・典子。ところがそんな父は異常な心配性…。娘の典子が気になるあまりに、彼女のボーイフレンド・北野くんを巻き込んで、今日も大騒動の嵐!!
親戚のおばさんのすすめで、お見合いをする事になった光太郎。典子もそんな1人身の父を思い、うまくいく事を願う…がしかし、現れたのは超病弱な母・竹子と、極道息子・一郎の“寝棺親子”。果たして――?
再びお見合いをする事になった光太郎。今回は素敵な見合い写真に、超ワクワクでのり気な光太郎だが、実は相手の安井親子は刺客につけ狙われる伊賀忍者の末裔だった。人柄も姿も申し分ない安井親子なのだが…。
“別冊ふろく50ページ記念”のパーティーで超高層ビルの135階に会した登場人物たち。あいかわらずの大騒動の中、ビル火災が発生し、大パニックにおちいりながらの脱出劇がくりひろげられるが…。
典子たちの体育祭へやって来た光太郎と安井親子。さっそく“打倒・北野”の闘志に燃えあがった光太郎のせいで、会場は大混乱。ところが、パワー全開の光太郎は、その勢いで父兄障害物競走で優勝して――。
親子討論番組でテレビ出演した光太郎だが、“今どきの若者たち”を相手に、オヤジパワー全開で大暴走。あげくにスタジオを追い出されたものの、ますますオーバーヒートで別スタジオに乱入――!! 【同時収録】個人教授/あーみんの好き放題劇場
ハチャメチャすぎるストーリーにザ!ギャグマンガ的なキャラクター達。 お父さんの異常なまでの心配性から巻き起こる事件など、とにかく笑えて涙が出てきます。腹筋崩壊にご注意が必要です(笑)娘がいるお父さんには共感できちゃうのかな
文庫版で読んでたら最後の最後に岡田あ〜みん先生のコメントがあってビックリしました。文庫版が発売されたのが1997年なので20年前のコメントになりますが、あ〜みんって編集者でもなかなか連絡が取れなくなっている作家さんというイメージがあるので…。そのコメントによるとりぼんコミックスも生原稿も実家に置いてあって手元にはないとありましたが、文章はあ〜みんそのままで何だかうるっとしてしまいました。りぼんで連載していた当時の気持ち、自分の作品のテーマについて、ありのまま語られていていました。 お父さんは心配症の中盤にビートルズ好きな新担当が登場するのですが、これってみーやんじゃないかな。新担当になってからお父さんが安井さんとお見合いをして展開が変わっていくのですが、今まで普通のかっこいいボーイフレンドだった北野くんがお父さん並みにヤバい人になっていくのが面白かったです。
1980年代、何故か、突如として、りぼんに異端児たちが集結する。 さくらももこ、おーなり由子、岡田あーみんの三人衆がそれである。 さくらももこが『月刊ガロ』の影響を汲んでいるのは周知の通り、三人が三人とも、従来の少女マンガの系譜から隔たったところから出現している。 まあ、三人は異端児同士、仲も良かったらしい。『ちびまる子ちゃん』のほのぼのした世界に『お父さんは心配症』のとんでもワールドが侵食していくあの合作には痺れたなあ。合作きっかけで、それぞれの身辺雑記的なマンガにお互いのことを描いたりもしている。普段はふたりともハナクソみたいな絵を描いているのに、さくらが描く岡田の容姿も、岡田が描くさくらの容姿も、妙に気合いを入れて描いていたのは微笑ましかった。 ちなみに、さくらももこは、おーなり由子とも合作をしている。ふたりでカーペットに寝転んで、でかい一枚の画用紙にふたりで絵を描いたりしていて、なんとも羨ましく思ったものだった。
ハチャメチャすぎるストーリーにザ!ギャグマンガ的なキャラクター達。 お父さんの異常なまでの心配性から巻き起こる事件など、とにかく笑えて涙が出てきます。腹筋崩壊にご注意が必要です(笑)娘がいるお父さんには共感できちゃうのかな