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白木蘭円舞曲(1)
太平洋戦争の足音も間近な時代。16歳の少女・青樹湖都は婚約者の海軍軍人・鬼堂院将臣と共に、あるパーティーに出席する。そこで湖都は兵に追われるハーフの青年のサジット・アスターの危機を救い、恋に落ちる。イギリス統治下のインド総督とインドの名門階級・マハラジャの娘の間に生まれたサジット。彼はインド独立運動の一員だった。将臣を振り切り、サジットと結婚し上海に渡る湖都。その地で湖都はドレスを作る店を始めるが、サジットは独立運動のためインドへ…。
白木蘭円舞曲(2)
本軍進攻の戦火うずまく上海で、湖都は生後間もないサジットとの子・真をサジットの父に連れ去られてしまう。絶望の中再会する湖都とサジット、そして、湖都の前夫・将臣。真を取り戻すためインドへ向かう3人。しかし、インド独立のために闘うサジットはイギリス情報部員・シモンズの執拗な追跡を受けていて、常に逮捕の危険のある身であった。日本軍情報部としての思惑からか、湖都とサジットに協力する将臣。困難を乗り越え入国したインドで、サジットの周りに逮捕の手が伸びる…。
白木蘭円舞曲(3)
我が子・真と再会した湖都の必死の説得により、サジットは独立運動から手を引くことを決心した。しかし、幸せもつかの間、執拗にサジット逮捕をもくろむイギリス情報機関員・シモンズの手にかかり、サジットは最後の演説の前に射殺されてしまう。傷心のまま思い出の地・上海に帰り、ドレス製作の店を再開しようとする湖都。複雑な思いを抱きながら、共に上海へ戻る湖都の前夫・将臣。乱暴に見えるが愛情あふれる将臣の行動に、いつしか湖都は惹かれていく…。