山の神であり、親代わりでもある夜長彦に<御山からは出られない>と告げられていた鉄壱智。しかし、少年は外の世界を識るため禁じられた外界へと足を踏み出した。そこには、人間たちと神との様々な物語が、そして冒険が待っていた――!!
神簿帳に載っていない神を狩る神違えたちが、鉄壱智の親代わりであった山の神・夜長彦を狩るべく差し向けられ――なるしまゆりが描く人と神が紡ぐ壮大なる物語!
神の力を得んとする都からやってきた者たちは、<神の意志を完全に殺し、自分の意志をもったまま神の生命をのっとって生きる>という術を、夜長彦に求める。夜長彦がかつて、人から神になるまでの過去が明らかに――…!?ついに朔ら彦と鉄壱智が正面から激突!衝撃の第3巻ついに発売!
ついに山を降り、旅立った鉄壱智は、夜長彦の仇でもある朔ら彦と行動を共にする事に。朔ら彦らの神違えに不信感を募らせながらも、鉄壱智は彼らに親しみを覚えてゆく――…。人と神とが織り成す一大冒険譚、ついに第4巻登場!!
山を下り、都へと向かう鉄壱智の旅だが、その最中、思わぬ朔ら彦の過去が明らかになる――…。待望の第5巻、ついに登場!!
朔ら彦の父親である御雷之守の思惑、封印された恒河シャの過去。様々な謎を残しながら、一行はついに動き出し、都へと侵入するための術を求める。なるしまゆりが描く人と神とが織りなす一大冒険譚、第6巻登場!!
関を越えるために「人獣」に成りすまし、一芝居打つことになった鉄壱智ら一行。追っていたスイランに気付かれた蝶子は彼と戦うことに。スイランの共鳴りは、神違えの力を無力化し、蝶子たちは苦戦を強いられる。そこに現れた鉄壱智は、スイランに対し説得を始める。鉄壱智の言葉はスイランに届くのか…。人と神とが織り成す、一大冒険譚、第7巻、発売!
都へと向かう鉄壱智たちは、人獣に変装する策で関を抜けようとするが、突如として恒河シャの「眼」が暴走し、一行は分断されてしまう。百合子・禎厚・蝶子の三人は恒河シャの「眼」に呑まれ、闇の虹を渡り二位という人物の元へとたどり着く。一方、先に関を抜けた鉄壱智・朔ら彦・昴媛の三人は関へ戻らず都へと進むことを選択するが、その道中で思わぬ存在と対峙することに――…。大人気シリーズ第8巻、登場!
関を抜け、都へと進むことを選択した鉄壱智・朔ら彦・昴媛の三人は、朔ら彦の羽衣を追いかけて虹の中を移動して都へとたどり着くが、その瞬間、昴媛の母・ななの力によって過去へと飛ばされてしまう。一方、『眼』が暴走し、人が変わったかのようになってしまった恒河シャの前には夜長彦が現れて――?
人とは何か、神とは何か。混乱する世界の中から見えた真実とは――?人と神が織りなす一大冒険譚、ついに完結!!旅路の果ては、新たな始まり――。