あらすじ

反女王勢力の旗を翻す王子トトメスに力を貸し、ある計画を実行していたレイたちだったが、ルツが女王の兵に捕らえられてしまう。女王の不信感をはらすため、レイはルツを拷問にかけることとなってしまい……!?
海のオーロラ 1巻
時は紀元前1644年エジプト新王国第18王朝―――貧しいながらも一生懸命生きている少女ルツ。何度も見る不思議な夢、占い師に言われた運命・永遠の人の意味とは?レイという青年との出会いによって、ルツの中の忘れていたなにかが動き出す……時空を越えた愛の物語がここに!!
海のオーロラ 2巻
ライラの侍女となったルツは、女王の臣下の一人、セムトの陰謀による王子トトメスの殺害を狙った毒の盃を口にしてしまう。毒にたおれたルツは、生死をさまよう中、前世の記憶を取り戻す。夢の謎が解け、すべてを思い出したルツだったが……
海のオーロラ 3巻
反女王勢力の旗を翻す王子トトメスに力を貸し、ある計画を実行していたレイたちだったが、ルツが女王の兵に捕らえられてしまう。女王の不信感をはらすため、レイはルツを拷問にかけることとなってしまい……!?
海のオーロラ 4巻
エジプトからの独立をかけて戦うべく、エルトニアへと向かったルツとレイ。エジプト軍の攻撃にエルトニア側は苦戦を強いられていた。王トトメスのルツへの愛は、日増しにルツとレイへの憎しみに変わっていった。愛を貫こうとするルツとレイの間に復讐に燃えるトトメスが立ちはだかる!!
海のオーロラ 5巻
時は流れヒミコの統治するヤマタイ国時代―――海のそばの小さな村に暮らす少女ルツは、ある日海から流されてきた異国の少年レイを見つける。レイには前世の記憶が残っており、出会った時からレイはルツのことを想い続けていた。共に成長してゆく二人だったが、ある日、村からさしだすヒミコへの貢物として、ルツが選ばれる。一生巫女として神殿につかえなくてはいけないルツ、村に残されたレイ。時を越えてめぐり合った二人は……
海のオーロラ 6巻
1933年ベルリン―――研究者を父に持つユダヤ人の少女ルツと、その研究仲間を母に持つ日本人の少年レイ。二人は兄弟のように育った。しかし、次第にナチスが横行しユダヤ人排斥が行われる。政府の政策としてユダヤ人は特別地区(強制収容所)へと連れて行かれ、ルツの父も強制連行される。ルツの身にもナチの手が伸び、レイはルツを守ろうとするのだが……
海のオーロラ 7巻
劣悪な収容所にもレイへの愛を生きる力に変え耐え抜くルツ。そんな中、連合軍の上陸により事体は一変、どよめきたつドイツ軍。ルツのいる収容所にも政府からの退却命令が出た。そこへ連合軍がやってきてドイツ軍と攻防戦となる。連合軍の中にはレイの姿が!!1945年5月ドイツ無条件降伏。ながかった大戦はおわりをつげる。悲しい歴史と共にルツとレイの物語は……
Boys

Boys

17歳、それは輝く青春の季節。そして同時にためらいと迷いの時期でもある。武士はずっと続けてきた野球をやめた。退部届けを出して帰る道筋出るのはため息、全く未練がないわけではないのだ。かっこ悪くて言えないが、恥をかくよりやめた方がマシという、せこいプライドが原因だった。“白球”だなんて言葉は綺麗だけど、実際そのボールは結構汚れているもの。そんな青春を回り道しながら、少年たちは大人になっていく――。
ボンバルダイ

ボンバルダイ

第8回国際漫画賞に輝いた「ボンバルダイ」の電子書籍化! 遠い昔のモンゴル。部屋を暖める燃料の乾いた牛糞がなくなり、風邪をひいた母親に代わって、幼い少年・ボンバルダイは、厳寒の中、牛糞拾いに出かけた。寒い家の中で寝ている母親を心配し、家の方を何度も何度も振り返りながら進むボンバルダイ。途中、どこからか現われた一匹の犬と仲良くなり、バンハルと名付けたボンバルダイは、共に広い草原を進むが…。
あすなろ坂

あすなろ坂

会津藩武家の娘、芙美は有馬家へ嫁ぐことになった。それまで馬に剣にと天衣無縫に育ってきた芙美だったが、式の直前に、兄弟のように育った新吾への恋心に気付く…このまま、会ったこともない有馬武史のもとへ嫁ぐべきなのか、しかし、武家の娘として、一度決まったことを白紙に戻すためには死を覚悟で決断しなければならない…世は幕末、激しく揺れ動く時代から始まる壮大な大河ロマン!
ギリシア神話

ギリシア神話

多くの物語の雛形とも言われる豊潤で莫大な『ギリシア神話』を『アリエスの乙女たち』の里中満智子が漫画化。第一巻で描かれるのは、混沌から生まれた神々が、世界を象っていく様が描かれる。父神であるクロノスを追い落とした大神・ゼウスは、自分自身も子によって倒されることを恐れていた。知恵の神・メティスが自分の子を宿していると知ったゼウスは……。人間くさい感情に満ちた神たちの悲喜劇。
アリエスの乙女たち

アリエスの乙女たち

同じおひつじ座…アリエスの星の元に生まれた二人、久保笑美子と水穂路実。笑美子はおだやかな両親のもとで、素直に清純に育った少女。一方、デザイナーの母に女手ひとつで自由に育てられ、激しい気性を持つ路実。笑美子は馬術部の高志に憧れを抱いていたが、強く、美しい路実に出会い、次第に惹かれていく。このときめきは…恋?
愛の時代

愛の時代

素直で活発な少女・麻生由希。彼女は、やさしいデザイナーの父親と、洋装店「あかずきん」をいとなむ母親の元で、愛情を受け育ってきた。しかし、父親が家に月に一度しか来れないのは、仕事が忙しいからだと思っている彼女は、ある日友達の口からショックな事実を聞かされる…。華やかなファッション界に身を投じた由希が見つけた愛の形とは…!?