あらすじ舞台美術家をめざす玲は、母親と共にイタリアを巡っていた。宿泊先のフィレンツェで別荘のスケッチをしていた玲。そこで、別荘の持ち主の青年貴族・ブルー・レベッキーニと出会う。そのまま2人は一夜を共にした。夢のような一夜が明けると、横には彼の姿はなかった。代わりにいたのは、手切れ金を用意したブルーの執事だけ。それ以来、玲は仕事に生きると決心した。それから4年後。玲は舞台美術の仕事に就いていたが、ある日…。